としるの貝がら焼き

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としるの貝がら焼き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/17 16:19 UTC 版)

としるの貝がら焼き（としるのかいがらやき）は、岩手県大船渡市の郷土料理^[1][2]。「としる」と呼ばれるアワビの肝を用いた料理である^[1][2]。としるの貝焼きとも呼ばれる^[3]。

「浜のまかない」として肝や貝殻を活かした料理が食されてきたが、としるの貝がら焼きもそういった料理の1品である^[1]。賄い料理であったことから、地域外では知られていなかった^[3]。

味噌をアワビの貝がらの内側に塗り、千切りにしたダイコンとぶつ切りにしたアワビの肝を入れ、加熱して煮込む^[1][2]。

2025年3月には、文化庁の100年フード「伝統の100年フード部門」に認定された^[2]。

出典

1. ^ ^{a b c d} 「「としるの貝がら焼き」継承へ 大船渡東高食物文化科3年生が調理技術習得 アワビ産地化へ来月のイベントで提供も」『東海新報』2024年11月29日。2025年5月18日閲覧。
2. ^ ^{a b c d} 「文化庁認定の100年フードに アワビの肝生かした「としるの貝がら焼き」 大船渡東高生も継承、発信に意欲」『東海新報』2025年4月17日。2025年5月18日閲覧。
3. ^ ^{a b} “としるの貝焼きとイカの腑臓殻焼き”. いわてアグリベンチャーネット. 岩手県 (2025年2月6日). 2025年5月18日閲覧。

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