その他アンチドーピング機構に加盟していないスポーツのドーピング対策
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「ドーピング」の記事における「その他アンチドーピング機構に加盟していないスポーツのドーピング対策」の解説
日本ゴルフツアー機構は、2009年から独自にドーピング検査を実施している。ドーピング検査で採取した検体は、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)認定の検査機関に空輸で送り検査を受けている。 日本相撲協会は、監督官庁である文部科学省からの指導によりアンチ・ドーピング委員会を設置。2009年からドーピング検査実施の方向で進んでいたが、2010年3月に大西祥平委員が亡くなってからはうやむやになって同委員会は機能していなかった。2011年11月に隆の山俊太郎が体重を増やすために親方からインスリン注射をされていたことが判明したことを受け、文部科学省から再度指導がなされ2012年にドーピング防止委員会が設置されて講習会が開かれたが、力士からは冷ややかな声が漏れていた。結局、ドーピング検査は行われていない。 日本ボクシングコミッションは、これまで具体的なドーピング検査の報告がなく、また、ドーピング検査に関する規程、及び禁止物質検査機関などを公表していないため、ドーピング検査を実施しているかは不明。
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