さんしちぜんでんなんかのゆめ

デジタル大辞泉

さんしちぜんでんなんかのゆめ【三七全伝南柯夢】

読み方：さんしちぜんでんなんかのゆめ

読本。6巻。曲亭馬琴作、葛飾北斎画。文化5年（1808）刊。三勝(さんかつ)・半七の情話をもとに唐の小説「南柯記」などを取り入れ、室町時代末の武士の世界に移して勧善懲悪を盛り込んだ伝奇小説。