さわききんいちとは? わかりやすく解説

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さわき‐きんいち〔さはき‐〕【沢木欣一】

読み方:さわききんいち

19192001俳人富山生まれ加藤楸邨中村草田男師事昭和21年1946「風」創刊社会性俳句推進した


沢木欣一

沢木欣一の俳句

おびただしき靴跡雪に印し征けり
わが妻に永き青春桜餅
上官を殴打する夢四月馬鹿
世の寒さ鳰の潜るを視て足りぬ
伊豆の海紺さすときに桃の花
八雲わけ大白鳥の行方かな
塩田に百日筋目つけ通し
天の川柱のごとく見て眠る
子が知れる雪野の果の屠殺場
手を拍って鯉をはげます十三夜
早苗饗の羽目に挿したる休め鎌
春近し雪にて拭う靴の泥
白桃に奈良の闇より薮蚊来る
秋山の襞を見てゐる別れかな
秋風をきくみほとけのくすりゆび
立冬のことに草木のかがやける
群羊の一頭として初日受く
良寛の乞食のみち田植かな
苗代に音なし旅の吾等過ぐ
英霊に大寒の雲夕焼けたり
赤富士の胸乳ゆたかに麦の秋
音楽に涙湧きたり年惜しむ
 


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