うえむらせんぎょとは? わかりやすく解説

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上村占魚

読み方:うえむら せんぎょ

俳人本名武喜。大正9年(1920)熊本生。東京美術学校卒。高浜虚子松本たかし師事。「ホトトギス同人、「みそさざい創刊主宰著書に『』『積』『壺中殿堂』『愚の一念』等がある。

上村占魚

上村占魚の俳句

あぢさゐの雨に女をたづねけり
すぐそこに来てゐる春や春を待つ
ねんごろに恋のいのちの髪洗ふ
わが家のけふの出来事金魚の死
天上に宴ありとや雪やまず
形なき子を連れあそぶ秋の山
春の水光琳模様ゑがきつつ
晩涼の闇にこころの魚放つ
本丸に立てば二の丸花の中
鯥五郎おどけ目玉をくるりんと
 


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