いつまでもあると思うな親と金とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > いつまでもあると思うな親と金の意味・解説 

何時迄(いつまで)もあると思(おも)うな親(おや)と金(かね)

読み方:いつまでもあるとおもうなおやとかね

親はいつまでも面倒をみてはくれないし、金も使えばなくなってしまう。自立倹約心がけるべきだという戒め


いつまでもあると思うな親と金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/29 08:14 UTC 版)

いつまでもあると思うな親と金(いつまでも あるとおもうな おやとかね)は、江戸時代日本からのことわざ

意味

頼りにできるはいつまでも生きてはいないし、も使えばなくなってしまうということである。このことわざでは人に頼る心を戒めると共に、倹約することの大切さが説かれている[1]。親というのは必ず寿命で死んでいくものであり、同じように金も使っていくうちに必ず無くなっていくものであるためである[2]

続き

この言葉には続きがあり、「いつまでもあると思うな親と金」に続いて「ないと思うな運と災難」が続いている。この続きは、災難も皆に平等に巡ってくるという事であり、誰もが幸せなことと辛いことの両方を経験するのであるが、そのようなときに一喜一憂しないで惑わされないということが大切であるということが説かれている[3]

由来

このことわざは江戸時代の大田南畝によって作られた狂歌から来ている[4]。これは和歌なのであるが、日常の身近なことを題材として、風刺洒落をきかせて面白みがあるようにしたもののことであり、江戸時代の中期以降に流行していた。

脚注



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「いつまでもあると思うな親と金」の関連用語

いつまでもあると思うな親と金のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



いつまでもあると思うな親と金のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのいつまでもあると思うな親と金 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS