穴があったら入りたい
「穴があったら入りたい」とは、「この上なく恥ずかしい気持ちに駆られている」さまを表現する日本語の慣用句である。恥ずかしさのあまり身を隠したい、閉じこもってしまいたい、といった心境の表明といえる。
「穴があったら入りたい」は、多くの場合、自分の身に起きた失敗・失態・醜態に対する強烈な羞恥心を表す言い方として用いられる。
-公衆の面前で醜態を晒してしまった。恥ずかしい。穴があったら入りたい。
-絶対に成功すると豪語したのに失敗した。恥ずかしい。穴があったら入りたい。
たいへん気恥ずかしい(照れる)気持ちを「穴があったら入りたい」と表現する場合も考えられなくはないが、この手の恥ずかしさは「顔から火が出る(ほど恥ずかしい)」のように表現されることが多く、「穴が~」と表現されることはあまりない。
-先輩とつきあっていることが周囲にばれて大いにからかわれ冷やかされた。恥ずかしい。穴があったら入りたい。
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