あさぴー号とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > あさぴー号の意味・解説 

あさぴー号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/04 06:11 UTC 版)

あさぴー号車両(市役所バス停)
尾張旭駅バス停

あさぴー号(あさぴーごう)は、愛知県尾張旭市が運行するコミュニティバスである。

正式名称は尾張旭市営バスあさぴー号[1][2](おわりあさひしえいバス あさぴーごう)。豊栄交通が、運行を行っている。

概要

毎日運行。ただし年末年始(12月29日から1月3日まで)は運休。

運賃は1乗車100円で、現金またはQRコード決済PayPayが利用可能[3]manacaなどの交通系ICカードは利用できない。小学生未満の人、身体障がい者手帳療育手帳精神障がい者保健福祉手帳を携帯している人とその付き添いの方1人は無料で乗車できる。回数券と定期券が発売されている。また市内在住の80歳以上の人[注 1]は尾張旭市役所長寿課に申請をすると、高齢者外出支援[4][注 2]の助成を受けられる。

沿革

  • 2004年平成16年)12月1日 - 尾張旭市公共交通を試験運行開始。西・東・南の3ルート。
  • 2005年(平成17年)8月1日 - 経路変更。愛知医科大学病院へ乗入れ。藤が丘駅までの名古屋市営バス幹藤丘1号系統)と接続する「本地住宅前」停留所を新設。
  • 2006年(平成18年)8月7日 - 南西ルートを新設(ただし後に西ルートへ統合)。回数券の発売を開始。
  • 2007年(平成19年)12月5日 - 西ルート、東ルートの車両をワゴン車からマイクロバスに変更。愛称が決定し、尾張旭市営バス「あさぴー号」となる。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月1日 - 本格運行を開始。
    • 10月1日 - 路線を再編。4路線あったルートを2路線に統合。右回り・左回りの双方向運行を開始。
      • 西・南西 → 「西ルート(右回り・左回り)」
      • 東・南 → 「東ルート(右回り・左回り)」
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 運行内容を一部変更。
    • ダイヤ改正。新たに土・休日ダイヤを設定し、これまで運休日だった日曜・祝日の運行を開始。
    • 定期券の発売を開始(全ルートで使用可。1ヶ月3,000円)。
    • 車両を6台に増車(うち4台はデザインを変更)。
  • 2024年(令和6年)
    • 4月1日 - 運賃の支払いに、QRコード決済PayPayが追加[3]
    • 9月2日 - 印場駅 - 愛知医大の区間で平日限定で1日1便試験運行(増便)を開始[5]
      • 当初は2025年8月29日まで運行予定だったが、利用状況確認のため、2026年3月31日まで延長されている。
  • 2025年(令和7年)2月20日 - 「イトーヨーカドー前」停留所を「シーナシーナ前」に改称。

路線

車両

車両はあさぴー号専用の三菱ふそう・ローザが用いられ、乗車定員は東ルート専用車(青色)は26人、西ルート専用車(緑色)は22人。車椅子の人は一度車椅子から降り、折りたたんで乗車する必要がある[6]

なお車椅子に座ったまま乗車可能なリフト付きワゴン車トヨタ・ハイエース)も導入されていて、利用者は前日の正午までに予約をする必要がある。予約は豊栄交通尾張旭営業所に電話をするか、Fax[注 3]でも送信可能。当日は通常のバス(三菱ふそう・ローザ)の後続車として、停留所から停留所まで時刻表に合わせて運行する[7]

全車両に自動体外式除細動器(AED)を搭載している。

脚注

注釈

  1. ^ 障がい者タクシー料金助成、および移送サービス利用助成(リフトタクシー等)を受けている方を除く。
  2. ^ 3種類から選択することができる。そのうちあさぴー号に乗車できる利用券が交付されるのは、「市営バスあさぴー号利用券」と、「市営バスあさぴー号利用券及びタクシー利用券」のみ。
  3. ^ Faxで送信する時は、予約票に必要事項を記入して送信する。予約表は尾張旭市営バスあさぴー号のホームページからダウンロード可能。

出典

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「あさぴー号」の関連用語

あさぴー号のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



あさぴー号のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのあさぴー号 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS