『大矢数四十七本』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:50 UTC 版)
そして翌延享4年(1747年)には京都の中村粂太郎座で、沢村宗十郎の自作自演による『大矢数四十七本』(延享3年のものと同じ外題)が上演された。 この『大矢数四十七本』は『仮名手本忠臣蔵』の粉本になったことで知られ、大石内蔵助に相当する大岸宮内の役を沢村宗十郎が演じ、祇園町で生酔する演技をしたところ大当たりを取った。後の『仮名手本忠臣蔵』において大星由良之助(大石内蔵助に相当)が遊興する場面は宗十郎のこの演技を真似たものである。
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