“神官さん”ジェニアス・ローサイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 23:29 UTC 版)
「辺境警備」の記事における「“神官さん”ジェニアス・ローサイ」の解説
3年前に、ドレング神殿に赴任してきた美青年。頭がいいが生真面目で融通のきかないところがあり、隊長さんの言動にいちいち説教をする。自身の美貌を称賛すると怒る。しかし、懲りない性格なので後見人である背高さんに心配される。生まれてすぐ背高さんに拾われドル・ドナ老師に預けられて神殿で育った孤児。辺境への赴任の裏には何らかの事情があったようだが、その点に関しては何も語らない。一度はドル・ドナ老師によって王都へ呼び戻されるも、因縁の傭兵ヴォルグとの再会を経て、再び辺境へ戻った。実はかつて親友エルフリードから義母イヴリンを紹介されたことが切っ掛けで、父アベルが婚約者だったイヴリンを裏切って母エルウィングと結婚し、その息子「エステル・シルヴァスタイン」として生を受けたことを知る。しかしイヴリンの愛人だったヴォルグの陰謀により、イヴリンとエルフレードが死を遂げ、自身も心身ともに傷ついたことが明らかになる。女性と見られるのを嫌がりながら髪を伸ばしているのも、村の少女ジュディスの恋心に応えられぬことに苦悩したのも、婚約者を裏切った実父を許せず、自身が同じ過ちを犯さないよう女性を遠ざけるためだった。
※この「“神官さん”ジェニアス・ローサイ」の解説は、「辺境警備」の解説の一部です。
「“神官さん”ジェニアス・ローサイ」を含む「辺境警備」の記事については、「辺境警備」の概要を参照ください。
- “神官さん”ジェニアスローサイのページへのリンク