Yak-38 (航空機) Yak-38 (航空機)の概要

Yak-38 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 05:15 UTC 版)

Yak-38(Як-38)

Yak-38(ロシア語: Як-38 ヤーク・トリーッツァチ・ヴォースィェミ)は、旧ソ連ヤコヴレフ設計局で開発された垂直離着陸機(VTOL機)。軽襲撃機艦上攻撃機)として運用された。北大西洋条約機構(NATO)が使用したNATOコードネームでは、「偽造者・偽金造り」という意味の「フォージャー」(Forger)と呼ばれた。

やや先行して開発されたイギリスホーカー・シドレー ハリアーと類似した能力を持つが、ハリアーが陸上での運用を前提に開発され、後に艦上機版のシーハリアーが派生したのに対して、Yak-38は当初から艦上機として開発されており、世界初の艦上V/STOL機となっている。

主な派生型としては、原型試験機のYak-36M、複座練習機型のYak-38U、単座改良型のYak-38Mがあった。


  1. ^ Polutov Andrey V.「ソ連/ロシア空母建造秘話(2)」『世界の艦船』第636号、海人社、2005年1月、158-165頁、NAID 40006512966 
  2. ^ a b c Polutov Andrey V.「ソ連/ロシア空母建造秘話(3)」『世界の艦船』第638号、海人社、2005年2月、104-111頁、NAID 40006572376 
  3. ^ a b c d e Polutov Andrey V.「ソ連/ロシア空母建造秘話(4)」『世界の艦船』第639号、海人社、2005年3月、154-161頁、NAID 40006607578 
  4. ^ a b c Polutov Andrey V.「ソ連/ロシア空母建造秘話(5)」『世界の艦船』第640号、海人社、2005年4月、154-161頁、NAID 40006644620 
  5. ^ 藤田勝啓「Yak-38運用録」『世界の傑作機No.162』文林堂、2014年、64-67頁。ISBN 978-4893192295 
  6. ^ a b c d e 藤田勝啓「構造とシステム」『世界の傑作機No.162』文林堂、2014年、44-53頁。ISBN 978-4893192295 


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