ReLIFE 登場人物

ReLIFE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 16:43 UTC 版)

登場人物

姓の内部リンク先は、由来となった駅名(いずれも作者の地元である大分県内の駅名)。声はテレビアニメ版の声優、演は舞台版・実写映画版の出演者となっている。

主要人物 (リライフ関係者)

海崎 新太(かいざき あらた)
- 小野賢章[16] / 演 - 小野賢章(舞台版)・中川大志(実写映画版)
出席番号4番、8月12日誕生、O型、実年齢27→28歳、身長 176 cm(リライフ前)[17]
本作の主人公。髪型はやや短めで青みがかかった黒髪。イメージカラーは青だが、彼の好きな色は赤である。
明るく面倒見の良い性格で、高いコミュニケーションスキルを持っており、わずか1か月でクラスにすっかり溶け込んでいるが、勉強が苦手で成績は壊滅状態である。もともと運動能力は悪くないが、体力の低下を自覚しないで張り切り、しばしば自爆する。また、飲酒や喫煙癖があり、高校生に戻っていることを忘れてうっかり喫煙をしたり飲酒をすることがある[注 1]
元々は九州漁村で暮らしていたが、田舎暮らしに嫌気がさし、修学旅行で行った東京に漠然と憧れ、2浪して東京の大学に進学する。就職活動が不調に終わったため、とりあえず大学院へ進むなどのやや逃避がちな人生を送りながらも、ようやくある企業[注 2]に就職する。
入社後、先輩である佐伯みちるに教育を受けながら働いていた。ある時、みちるが同僚から嫌がらせを受けていることを知り、嫌がらせをしていた同僚を咎めたところ、かえってみちるへの嫌がらせをエスカレートさせてしまう。その結果、みちるは会社で首を吊って自殺してしまい、さらにその遺体の第一発見者となったことが本人のトラウマ[注 3]になってしまう。そして会社側がこの自殺の一件を軽く受け止めていることに絶望し、入社3か月で退職する。
その後は就職活動をするものの、面接では必ず最初の就職先を3か月で退職したことを問われ、その際に事件のフラッシュバックで上手く説明することができず、さらには社会自体に対する恐怖心もあって再就職がかなわず、コンビニエンスストアのアルバイトと実家からの仕送りで何とか生活していた。そんな矢先、実家から愛想をつかされ生活費の打ち切りを突きつけられ、追い詰められていたところにリライフ研究所の夜明了と出会う。“実験期間の1年間は生活費保障、実験が上手くいけば再就職先も紹介する”という条件を突き付けられ、胡散臭く感じた海崎だったが、背に腹は代えられず、半ばやけくそで夜明の勧誘に乗って「リライフ実験」に参加。
リライフの関東支部被験者No.002として中身は27歳、外見は高校生の状態で高校生活を送るようになる。
日代千鶴のことは異性として意識しているが、リライフ終了後の記憶消去の決まりや年齢差(海崎は日代のことをリライフ体験者と疑っておらず、高校生だと思っている)などもあって葛藤する。
卒業後に被験者である自分に関する記憶が、青葉高校の人間から消えてしまうことを考えて、一時期クラスメートと距離を置こうとしたが、文化祭の時に狩生から叱責されたことをきっかけに、消えてしまう思い出でも、悲しい顔をさせてしまうよりは笑顔の方がいいと前向きな考え方をするようになる。
なお、アニメでは声優名にちなんだ「おのけん荘」というアパートに住んでいる。
リライフ被験当初は、タバコを高校に持参してしまったり、家に来た際に音楽媒体のMDなど時代遅れのものを出しっぱなしにしてしまったりなど、年齢や雰囲気で27歳丸出しのことをしてしまうが、次第に被験中は高校生らしくなっていく。
海崎の卒業した大学・学部や大学院の偏差値や専攻、あるいはリライフ被験の高校の偏差値や学科専攻などは一切語られていないが、高校卒業して10年以上経過して勉学のことは忘れてしまっていることや苦手学科、学力水準などで、成績で苦戦している。
日代 千鶴(ひしろ ちづる)
声 - 茅野愛衣[16] / 演 - 荒井萌[18](舞台版)・平祐奈(実写映画版)
出席番号33番、12月25日誕生、B型、身長 162 cm、実年齢28→29歳[17][注 4]
黒髪のストレートロングで常に2つに結んでいる。イメージカラーは緑。
本作のヒロイン。リライフ研究所関東支部の被験者No.001。実験開始は海崎より1年早い。
学年1位の秀才であり、1学期は大神と共に委員長を務める[注 5]。性格的には大変不器用で、極度のコミュニケーション音痴。自分の周囲に対する興味が薄く、人の名前を覚えるのも苦手。また、良くも悪くも思ったことをストレートに口に出してしまう[注 6]。基本的に無表情で、話し方にも抑揚がない。とりわけ愛想笑いが絶望的に苦手で、無理に笑うと狩生からは「嘲笑」と受け取られ、海崎からも「友達じゃなくて敵を作る」と言われるほどである。分からないことはネット検索に頼る癖があり、学習関係はもちろん、自らに芽生えた感情や友人関係の修復方法すらネット検索に頼る始末である。恋愛経験はなく、恋愛感情自体を理解していない。
自身が実際の学生の頃は、漠然と「いい高校に入り、いい大学に入ったらいい就職先に就職できる」と考えており、中学・高校・大学をそれぞれ優秀な成績で卒業し、大手企業に就職する。しかし、幼少期に転校を繰り返したことで他人と人間関係を築く機会が失われ、コミュニケーション能力が欠如したまま育つ。仕事はできるがコミュニケーション能力が決定的に不足しており、効率と結果のみを求めてスタンドプレーを続けた結果、周囲との衝突が絶えずに自主退職を迫られ、それを数回繰り返していた。その後は書類選考だけで不採用となり、就職できない事態に陥っていたところ、夜明からの勧誘を受けてリライフ実験に参加することになる。実験にあたっては通常は3年生から編入するところ、コミュニケーション能力の改善のため2年生から編入している。1年目の実験は研究所により失敗と判断されたが、研究所の意向と本人の希望が折り合って1年間延長されている。自身の欠点は実験1年目で理解しており、その性格を変えるべく不器用ながらも努力している。
海崎とは実験2年目に入って間もないころに話しかけられた際に自身の悩みを打ち明け、自ら携帯の番号交換を申し出て友達となる。その後も狩生との間を海崎に取り持ってもらったり、大神や狩生を中心とした男女関係・友人関係・家庭環境などに関する数々の悩みやトラブルを海崎と2人で協力して解決するうち、コミュニケーション音痴を克服していく。その過程で次第に海崎を異性として意識するようになるが、海崎がタバコを所持していたことや大人びた対応から、同時に海崎をリライフ被験者ではないかと疑いを抱くようになる。実験の秘密は被験者同士にも適用されるため事実を知らされていない。
研究所側のサポート係は、2年生から3年生の1学期までが夜明、3年生の2学期からは小野屋。だが小野屋の性格が自分と合わないと思っているのか、少し彼女を鬱陶しく思う時が多い。しかし料理を彼女から教わったり、海崎との待ち合わせに合わせるファッションを聞いてみたりとそれなりに信頼はしている様子。
『バツネコ』という黒猫のキャラクターを気に入っており、よくLIMEのメッセージスタンプを使用している
夜明 了(よあけ りょう)
声 - 木村良平[16] / 演 - 中村優一[19](舞台版)・千葉雄大(実写映画版)[20]
出席番号20番、1月5日誕生、B型、身長 173 cm、実年齢27→28歳[注 7] [17]
髪色は明るい茶色で、海崎より少し前髪が長め。イメージカラーはオレンジ。
リライフ研究所関東支部の職員。高校生の姿で海崎新太、日代千鶴と同じ高校に通っており、海崎(No.002、物語開始から)を担当している。また、「リライフ実験報告書」で日代、海崎の行動をレポートしている。
いつも笑顔を絶やさずに丁寧な物腰で接するが、職務に対する姿勢と責任感は確かであり、常に本部へ報告している。時折凄みのある発言をし、しばしば海崎を怯えさせており、海崎からは「クソドS」と呼ばれる。また、観察とサポートのために同級生を装いながらも海崎との接触は極力控えており、クラスの中では目立たない存在に徹するが、それでも学力や体力などを平均高校生に出来るだけ近づけるために行う研修のため、青葉高校には1年生から在籍している。
関東支部の被験者第1号となる日代のサポート役となるが、矛盾する研究所上層部の意向に振り回されるなどした結果、1年目は失敗で終わってしまう(なお、この際過労で倒れている)。しかし夜明が実験の延長を申し出て研究所側がこれを認め、日代自身の希望もあって、実験は1年間延長されることになった。ただし1年目の結果を受け、日代の2年目のサポート担当は外れた[21]
被験者の過去の経緯やその周囲に関すること[注 8]は完璧に調べ上げ、その行動も完璧に把握するなど、仕事面ではほぼ非の打ちどころのない切れ者だが、寝起きが悪いという欠点がある。
被験者の担当は、日代を2年生から3年生の1学期まで、海崎を転入時(3年生)から行っている。3年生の1学期は2名を担当していたが、2学期からは日代の担当が小野屋に代わり、海崎1人の担当となる。
被験者に対する自らの立場の説明は、海崎には「研修で1年生から通って2年かかってしまった」[注 9]、観察者が小野屋に交代後も自らが残ることについて、日代には「このタイミングで自分の存在だけ消すことは難しいため」[注 10]としている。
小野屋 杏(おのや あん)
声 - 上田麗奈[16] / 演 - 柴小聖[18](舞台版)・岡崎紗絵(実写映画版)[22]
出席番号23番、5月27日誕生、B型、身長 153 cm(リライフ後)、実年齢26→27歳[注 11] [17]
髪色はややピンクがかかったブロンドでセミロング。またピアスを元々開けていたため、耳にいくつかのピアス穴が見える時がある。イメージカラーはピンク。
リライフ研究所関東支部の職員。海崎新太を関東支部被験者No.002に選んだ張本人。
サポートも海崎を担当する予定だったが、日代千鶴の実験が1年延長され、夜明が日代のサポート担当から外されて海崎を担当することになったため、日代の担当となる。ただし引き継ぎも兼ねて青葉高校に海崎と同じタイミングで編入する。
当初、被験者2名には研究所員であることは知らせず、普通の女子高生として振る舞っていた。
学業の成績は、赤点を取らない程度には良いが、海崎との接触の機会を増やすため、わざと赤点を取って海崎の補習に付き合う。海崎に対して現役女子高生に手を出さないかどうか確認するために自ら迫ったり、日代の、海崎に対する感情を試すかのような行動を取るなど、被験者に対して過度な干渉をすることが多い。そのため業を煮やした夜明了によって正体がばらされ[23]、それを機にわざと赤点を取らないようになる。
夜明からは小言を言われることが多い反面、日代のサポートで精神的に参っていた夜明を叱咤激励したり、実験終了後の海崎と日代の幸福を願って研究所に提言するなど、優秀で面倒見の良いところもある。
料理が得意で普段の学食では手作り弁当を持参する事が多く日代に料理を教えた事もあり、更に前職にてファッション関係の仕事をしていた故に私服のセンスが良い[24]
被験者の担当は、3年生の2学期から日代。ただし上述の通り、日代を担当する以前より、3年生の1学期(引き継ぎ期間)に、主に海崎に干渉している。
被験者に対する自らの立場の説明は、海崎には「研修2年目で来ている」[25]、日代には「引き継ぎを兼ねて1学期から来ていた」(これは事実)としている。
実写映画版では、小野屋杏はリライフ研究所の職員ではなく、青葉高等学校の一生徒という位置づけになっている。

青葉高等学校

3年3組生徒

出席番号順(男性の五十音順、次に女性の五十音順となっている)に記載。リライフ被験者とリライフ研究所職員はリンク先を参照(苗字リンクも同じ)。

朝地 信長(あさじ のぶなが)
声 - 浪川大輔[16] / 演 - 瑛(舞台版)
出席番号1番、3月2日誕生、A型、17→18歳、身長 184 cm[17]
髪色はカーキに近い茶色で前髪はセンター分け。イメージカラーは黄緑。
犬飼暁玉来ほのかの幼馴染み。2人からは「ノブ」と呼ばれている。
保健委員を務めており、体育での体力テストにて海崎が負傷した際は彼をお姫様抱っこしてまで保健室に連れて行こうとした。[26]
勝負事に弱く、運動会で彼の所属するチームは、赤・白の2チームしかないにもかかわらず、小中高の12年連続で全て負けている。
夜9時には熟睡しているために暁からは「ジジイみたい」と言われている
基本的にマイペースだが気配り上手な性格で花火大会の際に全員が座れる様ブルーシートを持参する程だが、他にも薬など色々持ってる故に海崎から『オカン』と思われている
ほのかから寄せられる好意に気づいておらず、自身は犬飼の姉のすみれに好意を抱いており、いつか彼女に釣り合うほどの男になったら告白しようと考えている。
犬飼 暁(いぬかい あきら)
声 - 杉山紀彰[16] / 演 - 小西成弥(舞台版)
出席番号2番、7月31日誕生、AB型、17→18歳、身長 174 cm[17]
髪色は黒髪だが海崎程明るくない。前髪が長く、時々片目しか見えない場面もある。イメージカラーは紺。
朝地信長玉来ほのかの幼馴染み。2人からは「アキ」と呼ばれている。
無口でぶっきらぼうだが察しは良く、ほのかが朝地に好意を抱いていること、朝地はすみれに好意を抱いていることを見抜いている。また3人の中での憎まれ役を、自ら買って出ている意外な一面もある。[27]
幼馴染2人が幸せでいてほしいと考えているため、朝地がすみれに好意を寄せることに納得していない。
大神 和臣(おおが かずおみ)
声 - 内田雄馬[16] / 演 - 杉江大志(舞台版)・高杉真宙[28](実写映画版)
出席番号3番、6月4日誕生、O型、17→18歳、身長 171 cm[17]
ピアスと金髪の美少年。イメージカラーは黄色。
外見とは裏腹に優秀で純情。成績は常にクラス男子1位で委員長の座を譲ったことがない[注 5]。また面倒見もよく、テストで何度も再試験となる海崎と杏を匙を投げることなくフォローし続ける。ただし運動が極端に苦手である。
海崎より初対面で「チャラオーガ」なる不名誉なあだ名をつけられているが、ピアスは兄に強引に開けられたもので、異性には告白は受けたことがあるものの、交際したことはない。性体験についてはキスすら未経験。また、男女の機微には異常に疎く、自分に対する狩生の好意に気づかず、海崎と杏に呆れられてたびたびからかわれる。実は無自覚ながら、以前から狩生を異性として意識しており、その後海崎によって自分の感情に気づき、『俺狩生のことが好きだ』と海崎にLIME[注 12]で送信[29]し、最終的には狩生に告白したことで見事に成就する[30]
帰宅部であるが、それは家計を支えるためのバイトをしているため。しかし狩生と交際を始めてからも、デートよりもバイトを優先させた結果、狩生との間に一時期亀裂が生じる[31]
10月に入ったあたりから、進路のことに頭を痛め始める。元々父子家庭で収入が多くないこともあり、受験料がかからず、かつ特待制度のある内部進学が理想だが、同じ経緯をたどったが現在ニート化していることもあり、外部進学にするべきか、はたまた狩生のいる内部にするべきかと葛藤する。
海崎 新太(かいざき あらた)
出席番号4番。
賀来 大知
出席番号5番。名前のみ存在する人物。日代千鶴のノートによると、盛り上げるのが得意らしい。
名字の読みは「かく」[注 13]である。
夜明 了(よあけ りょう)
出席番号20番。
小野屋 杏(おのや あん)
出席番号23番。
狩生 玲奈(かりう れな)
声 - 戸松遥[16] / 演 - 高柳明音濱頭優[18](舞台版)・池田エライザ(実写映画版)[32]
出席番号24番、9月6日誕生、A型、17→18歳、身長 166 cm[17]
髪色は赤毛で普段は左側にリボンの髪留めで髪を結んでいる。なお、青葉高校入学当初はショートヘアだった。イメージカラーは紫。
バレー部に所属している女子。少々ぶっきらぼうだが根は優しい、いわゆるツンデレ。また負けん気が強く、成績や運動共にトップクラスで[注 14]、努力家だが、日代千鶴には学業、玉来ほのかには運動で常に及ばず、2名に対してライバル心と嫉妬心を抱いている。特に千鶴とは大神絡みの誤解とすれ違いが重なり、強くライバル視するが、海崎の働きかけにより和解する。
最後の大会を2週間後に控えている中、再テスト明けで体調不良のほのかが部活中に倒れてしまい、その巻き添えで狩生も全治2週間の捻挫を負ってしまう。その際にほのかに対する嫉妬心を爆発させたことで疎遠となるが、試合当日に家を訪問した海崎と千鶴により和解を果たす。その後、好意を寄せていた大神から告白されて、交際することとなる[30]
1学期は千鶴にテストの点で及ばずに委員長の座を譲る破目となるが[注 5]、2学期では本人の努力や千鶴の不調もあって、大神と共に委員長を務めることになる[33]
ほのか曰く、犬好き(特に芝犬)で、可愛い物が好きとのこと(実際に先述のリボンの髪留めもほのかが彼女にあげた物だった)。
玉来 ほのか(たまらい ほのか)
声 - 茜屋日海夏[16] / 演 - 渡邉幸愛森岡悠[18](舞台版)
出席番号30番、10月1日誕生、O型、17→18歳、身長 155 cm[17]巨乳で怪力の持ち主である
髪色は栗色のショートボブで右側に青い花の形をしたヘアピンを付けている。イメージカラーは水色。
バレーボール部のキャプテン。幼馴染からは「タマ」と呼ばれている。性格は温厚で善良。極度の方向音痴で、朝地と犬飼の助けがなければまともに帰宅できないほど。
生まれつき運動能力が抜群に高く、中学時代には所属しているバレー部以外、陸上部や水泳部の大会にも助っ人として参加し、結果を残したほど。しかし皮肉なことにそれが仇となって、仲間から浮いてしまうことが多々あり、高校進学に当たっては数多くのスポーツ強豪校からの誘いを断り、運動部に力を入れておらず、かつ朝地と犬飼がいる青葉高校に進学した。青葉高校でもバレー部に入部するが、中学時代の苦い経験もあり、当初は目立たないよう、適当に力を抜いて活動するつもりであった。しかし彼女の中学時代の活躍を知っていた狩生から誘われ、高校でも本格的にバレーに打ち込むことを決意する。学力は赤点を取って補習となるほど低いが、海崎よりはまし。引退試合直前、再テスト明けで体調不良にもかかわらず部活に無理に参加して昏倒し、狩生を巻き込んで負傷させてしまう。それにより、狩生は引退試合を前にして退部することを決意するが、海崎と千鶴の説得によって翻意し、結果として敗北しながらもほのかは「最後の大会楽しかった」と語る。大学は内部進学して狩生とともにバレーを続ける予定。
朝地信長に好意を抱いており、千鶴にだけはそのことを自ら打ち明けている。ほのか本人は幼馴染3人の関係を崩したくないことや、朝地が犬飼すみれを好きなのを知っているため、何も出来ずにいる。
普段はかなり温厚な性格だが、小学生時代では朝地や犬飼を守る為なら男子相手でもケンカするほどお転婆な一面もあり、当時朝地から『女の子なんだからもう少し大人しくして』と言われてしまった程
日代 千鶴(ひしろ ちづる)
出席番号33番。
西屋敷 華(にしやしき はな)
出席番号不明
文化祭編で登場。金髪のロングヘアで気が強い。後述の凛子とよく行動を共にしている。
実行委員としてワンマンな千鶴と衝突を繰り返すも、海崎の取りなしもあり後に和解。その後は良きクラスメイトとなる。
柳ヶ浦 凛子(やなぎがうら りんこ)[34]
出席番号不明
文化祭編で登場。華とよく行動を共にしている。黒髪のショートボブで、華とは対照的に大人しい性格。
華がクラスメイトと衝突する際にはストッパーとなる。

教員

天津 心(あまつ こころ)
声 - 沢城みゆき / 演 - 夏菜(実写映画版)
3月10日誕生、A型、25→26歳、身長 157 cm[17]
主人公らが属する3年3組担任の体育教師で、女子バレーボール部の顧問。イメージカラーは赤。
男勝りな性格で、先輩である宇佐及び生徒に対しても怖気つかないくらい気が強いが、反対に繊細で落ち込みやすく泣き虫な一面もある
宇佐 浩史(うさ こうし)
声 - 羽多野渉
2月9日誕生、A型、27→28歳、身長 178 cm[17]
3年4組担任の体育教師で、男子バレーボール部の顧問。イメージカラーは茶色。
天津の大学時代の先輩であり、喧嘩友達のような関係。男子バレー部はあまり強くないため、天津などからたびたび弄られている。そんな天津とはよく張り合うが、彼女が落ち込んで暗くなってたり、更に泣いてる時は背中を撫でて慰めてくれる程気にかけている。
生徒からの愛称は「うさこー」。
犬飼 すみれ(いぬかい すみれ)
声 - 白石涼子
4月14日誕生、AB型、27→28歳、身長 160 cm[17]
青葉高等学校のクールな美人保健医。犬飼暁の姉。イメージカラーは白。
実弟である暁のことを「アキ」と呼んでおり、暁からは名前を呼び捨てにされている。また、ほのかからは先生と生徒の立場に関わらず「すみれちゃん」と呼ばれている
後輩教員である天津の事を可愛がっており、狩生が練習で負傷した際に天津が取ろうとした行動に対してアドバイスしている。

主要人物の関係者

佐伯 みちる(さいき みちる)
声 - 伊藤静 / 演 - 伊藤ゆみ[35](舞台版)・市川実日子(実写映画版)
海崎新太の会社員時代の先輩。気さくな性格で、優しいために海崎からは慕われていた。
女性というだけで同僚から書類の改竄などの嫌がらせや不当な扱いを受けるようになり、最終的には会社で自殺して、海崎のトラウマとなる。
命日は7月1日。
海崎 母
声 - 渡辺明乃
海崎の母親。
海崎に仕送りをしていたが、物語の最初でもう面倒を見切れないとして仕送りを打ち切る。
社長
声 - 奈良徹
海崎がかつて勤めていた企業の社長。
社員である佐伯みちるが自殺した際にはその問題を軽く受け止めた(佐伯が嫌がらせを受けていたことを隠すために彼女を「愛社精神のある奴だ」と仕立て上げ、自殺自体も勤めていた会社が好きだったから死に場所に選んだという理由で片を付けた。また、会社を死ぬ場所に選んだという発言も、自分の会社を良き会社だとアピールしていることも窺える)。そればかりか、会社を退職しようとする海崎に対しても、追い討ちをかけるような嫌味を言いながらも考え直すように促すが、それでも海崎から「こんな会社に居続けるよりマシです」と言い返され、それを自分に楯突いた行動だと見なして、退職を了承すると同時に彼を罵倒した。その後、上岡たちの発言により「現在も佐伯を愛社精神のある人間だと武勇伝のように語り続け、さらには海崎を自分に楯突いて会社を辞めた人間だと悪口を言い続けていること」が明かされ、いまだに海崎に対して根に持っていることも判明する。
敷戸 万里(しきど まり)
大神和臣と同じコンビニエンスストアで働く女性。
年齢は和臣より少し年上で大学生である
大神 貴臣(おおが たかおみ)
和臣の兄。25歳。現在は引きこもりのニート
特待生として和臣と同じ青葉高校を卒業した。高校生の時に母親が家出し、父親がそのショックでしばらくの間働けなくなったため、アルバイトをして家計を支えた。高校卒業後は付属の大学に進学し卒業、優秀な営業マンとして活躍したが、家庭を支えるために同僚との付き合いをしないなどして倹約に努めた結果、同僚から疎まれ、営業成績や容姿、学歴に対する妬みを買っていたこともあって、いわれのない中傷を受けていた。結果それに耐えられなくなり、ある日突然退職してニートになった。
上岡 善(かみおか ぜん)
声 - 赤羽根健治
海崎のかつて勤めていた会社に現在勤務する男性。23歳。
直見 瑠美(なおみ るみ)
声 - 高橋未奈美
海崎のかつて勤めていた会社に現在勤務する女性。25歳。
天ヶ瀬 賢人(あまがせ けんと)
声 - 川島得愛
リライフ研究所開発研究部薬剤課の職員。
本編ではreport113で初登場するが、それ以前にBonus report(1巻)でも登場している。
夜明とは仕事の関係上、そこそこ仲はよく見える。
リライフ研究所職員
声 - 中尾隆聖三木眞一郎置鮎龍太郎
佐伯遥香(さいき はるか)
演 - 水崎綾女[36]
映画にのみ登場するオリジナルキャラクターで、佐伯みちるの妹。

  1. ^ 実年齢で未成年の頃から飲酒や喫煙はしていなかった模様。
  2. ^ しかし、その会社は後にブラック企業だったことが分かる。
  3. ^ ネクタイを締められない、しきりに首を気にする、首を他人に触られるのを極端に嫌がる、など。
  4. ^ Report109(8月12日)で海崎が18歳(実際には28歳)を迎えているが、その後Report 117(8月19日)で日代が海崎のことを「11も年下の男子高校生相手に…」と発言している。ただし、この時は日代の誕生日(12月25日)より前なので、その時は28歳が実年齢といえる。
  5. ^ a b c この学校ではクラスの男女成績1位が委員長となる。
  6. ^ 犬飼いわく「壊れたロボットみたいなやつ」(Report 128)
  7. ^ 早生まれ故に海崎と同い年である。
  8. ^ クラス全員の自宅の住所を把握しているなど。
  9. ^ 実際には2年目(2年生時)は日代のサポートを行っていた。
  10. ^ 実際には海崎を引き続き担当するため。
  11. ^ 海崎、夜明とは1学年年下。年齢はリライフ職員と判明した際に自ら明かした。
  12. ^ LINEパロディアプリ。本作でもかなり登場回数が多い。
  13. ^ 賀来駅」の読み方は「かくえき」であり、全ての人物は駅名と読み方が一致している。
  14. ^ 50m走のタイムは7.38秒。





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