Ray (雑誌) Ray (雑誌)の概要

Ray (雑誌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 07:45 UTC 版)

Ray
ジャンル ファッション
読者対象 女性
刊行頻度 月刊
発売国 日本 中国 タイ
言語 日本語中国語
出版社 DONUTS(発行)
主婦の友社(発売)
発行人 木村晶子
編集長 影山和美
刊行期間 1988年 -
ウェブサイト ray-web.jp
テンプレートを表示

概要

20代の女性をターゲットとしており、『JJ』『CanCam』『ViVi』とともに赤文字雑誌の一角をなす。私立短大大学生またはアパレル等の比較的服装規定が緩いとされる社会人をターゲット読者層にしている傾向がある。フリルレース、小花柄などの「カワイイ系」のアイテムを主流に『JJ』『CanCam』『ViVi』よりも安価なブランドの服を紹介している。

2009年の日本雑誌協会による発表によると、発行部数は約21万部[1]。発行部数比較では、「赤文字」中、3 - 4位であることが多い[1]

なお、主婦の友社では、これ以外にも20歳前後の女性をメインターゲットとして『mina』、『S Cawaii!』の2誌を発売している。

2021年3月12日、主婦の友社は「Ray」関連事業を株式会社Donuts(同年6月株式会社DONUTSに社名表記を変更)に譲渡したことを発表した。発売は引き続き主婦の友社が委託の形で行う[2]

海外での展開

1995年に中国版Rayが創刊された。中国での発行部数は北京上海を中心に約40万部と日本を上回っている[3][4]。また読者層も20代前から30代までと日本よりも広い[5]。内容は4割が日本版からのローカライズで、6割が中国独自の記事となっている[5]

2006年8月25日、タイ版が創刊された[6]

専属モデル

現在

主な出身者

主な読者モデル

本誌における読者モデルのグループにはプリ♡クラ(Rayプリンセスクラブ)とプリ♡ブロ(プリンセス♡ブロガー)が存在する。前者は2007年5月号、後者は2013年2月号で結成(初登場は2012年12月・2013年1月号)。各局のテレビ番組にメンバーが登場する機会も少なくない。

プリクラ

プリ♡ブロ

主な出身者


  1. ^ a b JMPAマガジンデータ2009: 女性ヤングアダルト誌(2007年10月1日 - 2008年9月30日)”. 社団法人 日本雑誌協会 (2009年). 2021年2月11日閲覧。
  2. ^ 「Ray」発行元変更のお知らせ』(プレスリリース)株式会社主婦の友社、2021年3月12日https://shufunotomo.co.jp/information/947/2021年8月20日閲覧 {リンク切れ}
  3. ^ “「澁谷發」の情報がアジアの若者を魅了する アジアから見た渋谷”. シブヤ経済新聞 (シブヤ経済新聞). (2002年1月11日). https://www.shibukei.com/special/160/ 2008年10月16日閲覧。 
  4. ^ Desperate times call for innovative measures” (English). The Japan Times (2002年4月14日). 2021年2月11日閲覧。
  5. ^ a b 神田高志「中国と日本は雑誌作りの考え方が違う」”. サーチナ (2006年12月15日). 2007年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月16日閲覧。
  6. ^ ファッション誌「Ray」タイ語版が8月25日創刊”. バンコク週報 (2006年). 2012年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月4日閲覧。
  7. ^ “NMB48・新澤菜央、「Ray」専属モデルに抜てき”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2022年5月28日). https://hochi.news/articles/20220528-OHT1T51280.html 2024年3月30日閲覧。 
  8. ^ Rayの専属モデルに新加入!バブみFACEが可愛い【新澤菜央】を解き明かす♡”. RayWEB. 主婦の友社 (2022年8月21日). 2024年3月30日閲覧。


「Ray (雑誌)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Ray (雑誌)」の関連用語

Ray (雑誌)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Ray (雑誌)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのRay (雑誌) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS