A-20 (航空機)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 01:29 UTC 版)
A-20 ハボック(Douglas A-20 Havoc )は、アメリカ合衆国のダグラス・エアクラフト社が開発した双発攻撃機である。
第二次世界大戦中に連合国諸国に配備されて使用され、うちイギリスに供与された機体はボストン(Boston)という名称で運用された。海軍ではBDとして採用され、A-20やBDとしての愛称の「ハボック(ハヴォック、Havoc)」は、破壊の意であるが、これはイギリスで改修された、A-20系列の夜間戦闘機に名付けられた名称の逆輸入である(後述)。
後継機A-26開発後も使用が続けられ、アメリカ陸軍航空隊が作戦展開した全戦線で活躍した。
- ^ ソ連海軍航空隊では1950年代も使用していたことが写真で確認できる。Yefim Gordon/Dmitriy Komissarov 『Soviet Naval Aviation 1946-1991』 ISBN 978-1-9021093-1-2 p.83参照。
- ^ a b 『航空ファン イラストレイテッドNo74「第二次大戦米陸軍機全集」』98頁。
- ^ a b c 『航空ファン イラストレイテッドNo74「第二次大戦米陸軍機全集」』99頁。
- ^ a b c d 『航空ファン イラストレイテッドNo73「第二次大戦米海軍機全集」』118頁。
- ^ 安東亜音人『帝国陸海軍軍用機ガイド』 新紀元社、1994年12月、213頁。
- ^ 『万有ガイド・シリーズ 5⃣ 航空機 第二次大戦 II』77頁
- ^ a b 『航空ファン イラストレイテッドNo74「第二次大戦米陸軍機全集」』100頁。
- ^ 最高速度510km/h(高度3,260m)。これは同クラスで同じ発動機を使う、B-25Jの最高速度438km/h(高度3,962m)と比較すると70km/h近く優速である。『航空ファン イラストレイテッドNo74「第二次大戦米陸軍機全集」』70頁。
- 1 A-20 (航空機)とは
- 2 A-20 (航空機)の概要
- 3 概要
- 4 採用国
- 5 脚注
- A-20 (航空機)のページへのリンク