2001-2002シーズンのNBA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 09:46 UTC 版)
ファイナル
第1戦
ネッツ 94, レイカーズ 99 | ||
Pts: キッド 23 Rebs: キッド 10 Asts: キッド 10 |
Pts: オニール 36 Rebs: オニール 16 Asts: ブライアント 6 Bloks:オニール 4 | |
レイカーズ1-0ネッツ |
第2戦
ネッツ 83, レイカーズ 106 | ||
Pts: キトルズ 23 Rebs: キッド 9 Asts: キッド 7 TOs:キッド 5 |
Pts: オニール 40 Rebs: オニール 12 Asts: オニール 8 Bloks:オーリー 3 | |
レイカーズ1-0ネッツ |
第3戦
レイカーズ 106, ネッツ 103 | ||
Pts: ブライアント 36 Rebs: オニール 11 Asts: フィッシャー 6 Blocks:オニール 4 |
Pts: キッド 30 Rebs: キッド; キース・バン・ホーン 5 Asts: キッド 10 | |
レイカーズ3-0ネッツ |
第4戦
レイカーズ 113, ネッツ 107 | ||
Pts: オニール 34 Rebs: オニール 10 Asts: ブライアント 8 |
Pts: マーティン 35 Rebs: マーティン 11 Asts: キッド 12 | |
レイカーズ4-0ネッツ |
レイカーズが圧倒的な力の差を見せ付けて、4戦全勝でネッツを降した。ファイナルがスイープで決したのは1994-95シーズンのヒューストン・ロケッツ対オーランド・マジックのシリーズ以来である。この時ロケッツのアキーム・オラジュワンの前に手も足も出ずにスイープ負けの屈辱を味わったシャキール・オニールは、7年を経た同じ舞台でネッツのインサイド陣を一蹴。全試合で30得点10リバウンド以上を達成し、シリーズ平均36.3得点12.3リバウンドを記録してファイナルMVPを獲得した。コービー・ブライアントも第3戦ではチームハイの36得点を叩き出し、シリーズ平均26.8得点5.3アシストを記録した。
レイカーズはこれで1999-00シーズンから続く三連覇を成し遂げ、1960年代のボストン・セルティックス、1990年代のシカゴ・ブルズに続く史上3チーム目となる偉業を達成した。ファイナルMVPを獲得したオニールはこれで3度目の受賞であり、これはマイケル・ジョーダンの6回に続く2位タイの記録である。ヘッドコーチのフィル・ジャクソンはブルズ時代と合わせて9度目の優勝であり、1960年代のセルティックスを率いた名将レッド・アワーバックの記録と並んだ。またジャクソンにとっては3度目の三連覇でもある。ロバート・オーリーはヒューストン・ロケッツ時代と合わせて5度目の優勝であり、二連覇と三連覇を経験した、デニス・ロッドマンとロン・ハーパーに続く史上3人目の選手となった。
一方、完膚なきまでに叩きのめされたネッツは、ジェイソン・キッドが第1戦でトリプルダブルを達成するなど奮闘したが、最重要課題であったオニール対策を講じることができなかった。唯一一矢報える可能性があった第3戦では第4Q中盤で8点のリードを守っていたが、その後レイカーズの猛反撃を浴びて逆転されてしまった。このシーズン最大のシンデレラチームであったネッツの挑戦は、スイープという苦い記憶と共に終わった。
第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 勝敗 | |
---|---|---|---|---|---|
ロサンゼルス・レイカーズ | 99 | 106 | 106 | 113 | 4-0 |
ニュージャージー・ネッツ | 94 | 83 | 103 | 107 | 0-4 |
- ファイナルMVP:シャキール・オニール
ニュージャージー・ネッツ コーチ:バイロン・スコット
ジェイソン・キッド |
ケリー・キトルズ |
ケニオン・マーティン |
キース・バン・ホーン |
トッド・マッカラー |
ルーシャス・ハリス |
リチャード・ジェファーソン |
ジェイソン・コリンズ |
アーロン・ウィリアムス |
ドニエル・マーシャル |
アンソニー・ジョンソン |
ブライアン・スカラブリニ |
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