西日本シティ銀行
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情報処理システム
2006年10月27日、西日本シ銀は、NTTデータと基幹系システムの開発と運用アウトソーシングに関する契約を締結した。これにより同行連結子会社であったNCBコンピューターサービスの株式をNTTデータが取得。社名を「NTTデータNCB」に変更した上で、同社を通じて西日本シ銀向けのシステム関連を請け負う体制とした[31][32]。
勘定系システム
2013年1月4日、独自に構築したシステムからNTTデータが運営する基幹システム(勘定系システム)である「NTTデータ地銀共同センター」に移行した[33][34]。
個人顧客管理システム
個人顧客管理システムは、顧客データ分析システムの共同運用協定に基づき、横浜銀行のノウハウを活用した「イベント・ベースド・マーケティング(EBM)」システムを京都銀行など6行と共に導入している[35][36]。
ATM提携サービス
インストアブランチ
ローン営業室・NCBローンプラザ
関連会社
子会社
- Nishi-NipponCity Preferred Capital(Cayman) Limited
持分法適用関連会社
- 株式会社エヌ・ティ・ティ・データNCB
地域貢献活動
主な活動
- 九州山口経営者顕彰財団 - 旧:福岡シティ銀行の四島司元頭取がベンチャー企業育成を目指して私財を拠出して設立。顕彰者には、現在の九州の有力企業が名前を連ねる。
- 福岡シティ劇場 - 旧:福岡シティ銀行がミュージカル専用劇場として、劇団四季を誘致してキャナルシティ博多の中に出来た劇場。
- 『ふるさと歴史シリーズ』 - 福岡県に配属される転勤族向けの歴史解説冊子。1979年に刊行を始め、2018年に100号に[37]。
- Jリーグ・アビスパ福岡の出資企業に名を連ねており、過去に応援定期預金の募集を行ったシーズンがある。また、関連会社の九州カードがクレジットカード利用代金の一部(0.25%)相当額が強化費としてアビスパ福岡に寄付される提携カード「アビスパ福岡カード」を発行している。
CMキャラクター
福岡銀行などに対抗するため、合併後から積極的にCMに取り組む。
現在出演中のキャラクター
過去のキャラクター
- 久保田勇夫 - 企業CM(頭取就任直後)
- 松原夏海(AKB48) - 2011年度フレッシャーズキャンペーン
- ケイタク - ローン商品(2012年春まで数年起用された)
- 若田部健一・若田部佳代・若田部遥(元・HKT48)親子 - 「西日本シティ銀行アプリ」編及び「休日相談窓口」編以降のCMに出演。なお、この3人は実の親子である(アプリ編は母の佳代と娘の遥のみ、2016年2月の新生活応援キャンペーン編は娘の遥のみ出演)。
- HKT48 - 2012、2013年度フレッシャーズキャンペーン[注 11]。2021年2月 - 2023年1月27日まで再起用された[39][注 12]。
注
- ^ 旧西日本銀行本店。
- ^ 北九州市における旧シ銀側の中核店舗は小倉支店で、しばらく西日シティ銀行の小倉支店として存続していたが、基幹拠点の集約・北九州営業部の新築移転に先立ち、小倉支店を2015年7月に統合し、小倉支店跡地に西日本FH北九州ビルを建設して、2017年11月に北九州営業部の新店舗とした。
- ^ 既存の福岡銀、みずほ銀に加え、西日本シティ銀、北九州銀が新たに受託機関となり4行の輪番制となる。
- ^ 合併に伴い西日本シティ銀行会長就任が内定していたが、政府優先株無配の責任を取り合併前に頭取を退任。後継の頭取となった本田正寛が合併後に会長に就任した。
- ^ 同様の事例としては他にきらぼし銀行がある。なお、同じく地銀転換を目指していた旧・弘前相互銀行の場合は、元から地銀だった旧・青和銀行を存続会社として合併(→みちのく銀行)したため、地銀転換ではなかった。
- ^ 厳密には、同年12月の全国地方銀行協会への加盟を以って、地方銀行となっている。
- ^ 存続会社は西日本銀行。本店は福岡シティ銀行側に設置され、旧西銀本店は本店別館となり、同本店営業部は福岡支店となった。なお、この時点ではシステム統合が行われず、旧銀行が異なる店舗ではATMでの出金以外の取引が一切できないため、識別マークとして店頭に旧西日本銀行は赤い四角に「N」、旧福岡シティ銀行は青い丸に「C」と書かれたステッカーが貼られていた。
- ^ 勘定系システムは、旧西銀時代の2000年(平成12年)の時点でNTTデータ地銀共同センターへの移行が決まっていた
- ^ 合併から2004年12月30日までに旧福岡シティ銀行店舗で発行された西日本シティ銀行の通帳を含む。
- ^ グループ会社の長崎銀行でも銀行名を変更した同じ内容のCMが放映されている
- ^ 但し2013年は“NCB選抜”の以下のメンバーである(順不同)。穴井千尋(チームHキャプテン)、多田愛佳、中西智代梨、兒玉遥、松岡菜摘、宮脇咲良、森保まどか、村重杏奈、朝長美桜、田島芽瑠
- ^ 2021年2月からは2013年時に起用していた松岡菜摘、田島芽瑠に、運上弘菜、松岡はな、神志那結衣を加えた5人を起用。
出典
- ^ 内部統制システム構築の基本方針 - 株式会社西日本シティ銀行
- ^ 西日本シティ銀行 プロフィール(2018年11月25日閲覧)。
- ^ 西日本シティ銀行 店舗・ATMナビ(2018年11月25日閲覧)。
- ^ 「経営の健全化のための計画」の概要 平成 16 年 12 月 株式会社 西日本シティ銀行 金融庁
- ^ 西日本シティ銀、公的資金14日完済 九州金融競争へ体制整う 日本経済新聞
- ^ “新たに西日本シティ、北九州銀 北九州市指定金融機関”. 産経新聞. (2014年6月19日) 2014年6月21日閲覧。
- ^ 『本部組織改正のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)西日本シティ銀行、2010年5月14日 。2011年9月29日閲覧。
- ^ 役員一覧 (PDF) - 西日本シティ銀行公式サイト内
- ^ 『下関支店の建替について』(PDF)(プレスリリース)西日本シティ銀行、2011年9月28日 。2011年9月29日閲覧。
- ^ “西日本シティ銀:下関支店、建て替え 山口FGのおひざ元「サービスで対抗」”. 毎日jp「オッショイ!九州」 (毎日新聞西部本社). (2011年9月29日) 2011年9月29日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “西日本シティ銀「北九州市指定機関めざす」 働き掛け強化”. 日本経済新聞 (2011年9月29日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “北九州市の指定金融機関の指定について” (PDF). 西日本シティ銀行 (2014年6月18日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “指定金融機関の見直し経過について” (PDF). 北九州市会計室 (2014年5月16日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ 『「室町支店」のリニューアルオープンについて』(PDF)(プレスリリース)西日本シティ銀行、2017年7月10日 。2017年12月11日閲覧。
- ^ 『西日本 FH 北九州ビルのオープンについて』(PDF)(プレスリリース)西日本シティ銀行、2017年9月7日 。2017年12月11日閲覧。
- ^ そのため、新銀行発足は当初予定から1年半延期している。
- ^ 西日本シティ銀行誕生への道のり・29-35p 西日本シティ銀行合併史編纂委員会、2013年刊行。 2017年2月6日閲覧
- ^ 連結子会社2社(株式会社長崎銀行、西日本信用保証株式会社)との共同株式移転方式による持株会社設立に関するお知らせ西日本シティ銀行
- ^ “西日本シティ銀行の概要#沿革”. 西日本シティ銀行. 2012年3月3日閲覧。
- ^ “西日本シティ銀、100億円規模の個人向け社債”. 日本経済新聞. (2013年11月28日) 2014年12月12日閲覧。
- ^ “西日本シティ銀、長崎銀を完全子会社化”. 日本経済新聞. (2014年9月25日) 2014年12月12日閲覧。
- ^ 西日本シティ銀行、スマホアプリ「西日本シティ銀行アプリ」を取扱い開始
- ^ “資産運用会社を設立 山口FGなど地銀7グループ”. 山口新聞. (2016年3月19日) 2016年5月19日閲覧。
- ^ 西日本シティ銀、持ち株会社「西日本FH」設立発表日本経済新聞 2016年5月10日
- ^ 西日本FH、10月3日に発足読売新聞 2016年5月11日
- ^ 西日本シティ銀行保有ビルの連鎖的再開発のお知らせ (PDF) 西日本シティ銀行、2019年12月19日(2022年3月8日閲覧)。
- ^ 本店本館ビルの再開発に伴う本店営業部の仮店舗への移転について (PDF) 西日本シティ銀行、2020年3月10日(2022年3月8日閲覧)。
- ^ 『HKT48劇場ネーミングライツ契約締結について』(PDF)(プレスリリース)西日本シティ銀行、福岡ソフトバンクホークス(2社連名)、2020年7月17日 。2021年2月9日閲覧。
- ^ 『「西日本シティ銀行HKT48劇場」オープン日の決定について』(PDF)(プレスリリース)西日本シティ銀行、福岡ソフトバンクホークス、Marcury(3社連名)、2020年10月16日 。2021年2月9日閲覧。
- ^ Fukuoka Smart City Community発足 異業種9社で強固な協力体制を構築し、福岡市のスマートシティ化の加速を目指す (PDF) - Fukuoka Smart City Community 2020年10月14日(2020年10月14日閲覧)
- ^ “システム開発・運用業務のアウトソーシングについて” (PDF). 西日本シティ銀行 (2006年10月27日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “NTTデータ、西日本シティ銀行から基幹系システムのアウトソーシングを受注”. 日経コンピュータ (2006年10月27日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “新システムの稼動開始について” (PDF). 西日本シティ銀行 (2013年1月4日). 2014年5月13日閲覧。
- ^ “西日本シティ銀、「共同センター」基幹システムに”. 日本経済新聞 (2013年1月5日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “横浜銀の個人顧客管理システムを地銀5行が導入”. 日本経済新聞 (2012年1月11日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “群馬銀、6地銀の顧客分析システムに参加”. 日本経済新聞 (2013年7月11日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ 「歴史冊子 通巻100号/西日本シティ銀/転勤族 福岡を学ぶ教材に」『日刊工業新聞』2018年8月2日(金融面)2018年11月25日閲覧。
- ^ [1] - 西日本シティ銀行公式のツイート(2021年3月27日閲覧)
- ^ 『~コロナ禍の地域を元気に。~HKT48を起用したプロモーションの開始について』(PDF)(プレスリリース)株式会社西日本シティ銀行、2021年1月28日 。2021年2月9日閲覧。
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