興除地域 概要

興除地域

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 20:44 UTC 版)

概要

岡山市南区役所興除地域センターが管轄する南区西畦・曽根・中畦・内尾・東畦が該当地域となっている。かつて児島郡興除村であったが、1971年5月1日に岡山市へ編入合併された。

広大な干拓地のため農業が主力産業となっており、の他、ナスレンコントマトが栽培されている。

岡山市中心部と岡南水島の両工業地帯、玉野市などを結ぶ主要幹線道路の接点に位置し、市南西部の工業及び流通機能を分担する適地となっている。また北部の妹尾駅周辺は岡山駅までのアクセスの良さからマンションが多数建設されている。

地理

岡山市南西部に位置し、全域が児島湾干拓地であるため平坦であり丘陵はない。南部の倉敷市・南区灘崎地域との境界を倉敷川が流れている。

大字

北西から南東方向にかけて東畦・内尾・中畦・曽根・西畦の順で連なるように大字が位置している。

興除地域における大字の位置

このうち、北部の妹尾駅を中心として東畦に興除地域の半数以上の人口が集中している。

興除地域の人口順位(2020年)[2][注釈 1]
順位 大字名 人口 男性 女性 外国人 世帯数 面積(km2 人口密度
1 東畦 7362 3379 3983 76 2818 3.53 2085.6
2 内尾 2782 1345 1437 13 977 3.43 811.1
3 曽根 1723 842 881 1 553 4.40 391.6
4 中畦 1639 753 886 0 550 4.86 337.2
5 西畦 325 163 162 2 114 0.91 357.1
13831 6482 7349 92 5012 17.13 807.4

沿革

岡山市編入後の略年表
  • 1993年(平成5年) - 興除地区シンボルマークを制定[5]
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 岡山市が政令指定都市に移行し、興除の行政区は南区となる。
  • 2020年(令和2年)11月2日 - 興除地域センター建て替えのため興除公民館敷地内に仮移転[6]
  • 2022年(令和4年)5月16日 - 興除地域センター新庁舎で業務開始[7]

注釈

  1. ^ 面積については、総務省統計局『令和2年国勢調査境界データ』[3]を利用しているため、必ずしも正確ではない[4]

出典

  1. ^ 興除について”. 岡山市 (2010年3月13日). 2023年10月1日閲覧。
  2. ^ 令和2年国勢調査 / 小地域集計(主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など) 33:岡山県 男女別人口,外国人人口及び世帯数ー町丁・字等”. 総務省統計局. 2023年10月1日閲覧。
  3. ^ 令和2年国勢調査 / 境界データ 岡山市南区”. 総務省統計局. 2023年10月1日閲覧。
  4. ^ ヘルプ:ダウンロードデータについて”. 総務省統計局. 2023年10月1日閲覧。
  5. ^ 興除地域センター公式サイト
  6. ^ 令和2年度興除地域センター移転について
  7. ^ 令和4年度興除地域センター移転について


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