直方市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 09:26 UTC 版)
生活面
概要
- 北九州市と隣接し、小倉中心部まで30km圏内で比較的近い位置関係にあるため北九州市への通勤通学圏内である。北九州都市圏の10%圏域に属している。
- 2001年10月6日に、筑豊本線(福北ゆたか線)が電化開業。
- 2005年4月8日にイオンモール直方が開業。
中心商店街
- 古町商店街 - 市内最大の商店街。「ふるまち通り」という愛称がついている。旧長崎街道の道筋に形成され、江戸時代から続く老舗もある。
- 明治町商店街 - 直方駅前の商店街。明治の末、直方駅開業後にできた。駅前の商店街入口に直方市観光物産振興協会が入居している。
- 殿町商店街 - 古町商店街の南に続く商店街。末端部の一部のみがこの商店街となる。「とのまち通り」という愛称がついている。ロゴマーク等、古町商店街とイメージを統一している。
- 須崎町商店街 - JR直方駅から筑豊直方駅を接続する商店街。
中心商店街の近くに猿田彦神社の分社の一つがあり、月次祭が行われる毎月5日に「五日市」と呼ばれる大売出しのイベントが開催される。1959年から長年にわたって続けられており、以前は市内外より多くの買い物客が訪れていたが、近年はその勢いを無くしている。五日市にあわせて、西鉄バスでは近郊部より無料臨時バスが、平成筑豊鉄道では無料臨時列車が運行される。
古町商店街入口から殿町商店街入口までの中心商店街の総延長は600m程。すべてのアーケードを合算すると1kmを超え、人口約5万人規模の都市としては異例の規模である。「ホップスタンプ」と呼ばれるスタンプ事業は、全国の商店街の中でも有数の規模を誇っていた。近年は中心市街地の衰退が激しくなり、商店街においても空き店舗の増加が目立っている。
主な郊外型商業施設
- イオンモール直方 - 大型ショッピングセンター。市北部の感田地区、北九州市との市境部の国道200号バイパス沿いに立地する。
- 直方感田びっくり市 - 感田地区の国道200号沿いに立地する。毎週金・土・日曜日のみ営業。
- もちだんご村 - 市東部の下境地区にあり、もち吉の本社・工場や同社の関連施設・店舗が集積している。また周辺にも様々な郊外型店舗が立地している。
- 新入パワータウン - 新入駅前の直方気動車区跡地にある、郊外型店舗が多数集まるパワーセンター形態の商業施設。
住宅地
- 東部地域の感田地区、頓野地区には住宅団地が形成されている。
- 市の中心街には、古くからの住宅に加え、近年はマンションも建設されている。
自然
- 市の東部では福智山を中心に、緑豊かな自然が形成されている。
- 福智山のふもとには、福智山ろく花公園や高取焼の窯元がある。辺りはのどかな田園地帯で、農産物を直販する店や自然食を味わえる料理店もある。
- 中心部を流れる遠賀川の河川敷は春になると菜の花が満開になり、市民の憩いの場となっている。
- ^ 『官報1926年10月25日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ サンリブ直方店閉店、議会答弁で市長「放置できない」‐毎日新聞
- ^ “北九州都市圏域連携中枢都市圏ビジョン(第1次改訂版)”. 北九州市. p. 9 (2017年5月). 2017年6月15日閲覧。
- ^ 市名の由来 直方市役所
- ^ 直方藩の廃藩と長崎街道 - 直方市
- ^ 直方市公式ホームページ
- ^ ダイヤ改正 04/05 西鉄バス筑豊 - 西鉄バス2018年3月20日付、4月4日閲覧)
- ^ 直方駅前西鉄バス乗場が移動します - 直方市役所(2018年3月2日付、同月4日閲覧)
- ^ 放浪記以前
- ^ 青空文庫 ドグラ・マグラ
固有名詞の分類
- 直方市のページへのリンク