家族狩り
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書誌情報
- 単行本 1995年11月20日 新潮社〈新潮ミステリー倶楽部〉ISBN 4-10-602742-9
- 文庫本 新潮文庫
- 第1部 『幻世の祈り』(まぼろよのいのり)2004年2月1日、ISBN 978-4-10-145712-3 - オリジナル版第1章に相当
- 第2部 『遭難者の夢』(そうなんしゃのゆめ)2004年3月1日、ISBN 978-4-10-145713-0 - オリジナル版第2章に相当
- 第3部 『贈られた手』(おくられたて)2004年4月1日、ISBN 978-4-10-145714-7 - 第3部に相当するがラストが若干異なる
- 第4部 『巡礼者たち』(じゅんれいしゃたち)2004年5月1日、ISBN 978-4-10-145715-4
- 第5部 『まだ遠い光』(まだとおいひかり)2004年6月1日、ISBN 978-4-10-145716-1 - 第4部・第5部とも第4章に相当するが、内容が大幅に変わっている
- オリジナル版 2007年10月22日、ISBN 978-4-10-395702-7 - 単行本版バージョンの再版
テレビドラマ
2014年7月4日より9月5日まで、毎週金曜日22:00 - 22:54に、TBS系列の「金曜ドラマ」枠で放送された。
天童の『包帯クラブ』映画化を手がけたTBSプロデューサー植田博樹[7]による7年越しの企画で[8]、文庫版を原作とした大石静ほかによる脚本で制作されたが、小説発表後の時代の変化を踏まえ、ドラマ化に合わせた脚色が多くなされ、天童自身も脚本作りに加わり[9]「2014年版のリライト」を想定して制作された[7]。松雪泰子演じる氷崎游子を主人公とし、遠藤憲一演じる馬見原が彼女を連続一家殺害犯として疑う物語のスタートとなっている。また、鈴木渓徳のキャラクターがクローズアップされ、実森勇治のオリジナルエピソードが加えられるなどの変更があった。
- ^ a b 山本周五郎賞選考に関する出典。「山本周五郎賞選考会全記録」『小説新潮』、新潮社、1996年7月、96-113頁。
- ^ 幻世の祈り-家族狩り 第一部-、新潮社、2014年5月25日閲覧。
- ^ 第九回山本周五郎賞、新潮社、2014年5月25日閲覧。
- ^ “ロックバンド・androp、松雪泰子主演ドラマ『家族狩り』の主題歌を書き下ろし!”. テレビドガッチ (2014年6月20日). 2014年6月21日閲覧。
- ^ 天童荒太(2004年1月)「あとがき」、天童荒太『新・家族狩り』特設サイト、2014年5月25日閲覧。
- ^ “山本周五郎賞-選評の概要”. 直木賞のすべて. 2014年7月21日閲覧。
- ^ a b スタッフインタビュー 02 プロデュース植田博樹さん、金曜ドラマ『家族狩り』公式サイト、TBSテレビ、2014年7月3日閲覧。
- ^ 現場レポート Vol.10制作発表が行われました!(2014年7月2日)、金曜ドラマ『家族狩り』公式サイト、TBSテレビ、2014年7月3日閲覧。
- ^ 松雪泰子:主演ドラマ「家族狩り」を原作者が大絶賛(2014年7月2日)、毎日新聞デジタル、2014年9月9日閲覧。
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