大尉の娘 物語の設定地

大尉の娘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 07:21 UTC 版)

物語の設定地

ベラゴールスク(Белогорск
主人公が赴任する“ベラゴールスク要塞”とは、守備隊が駐屯するだけの単なる村であり、城や砦があるわけではない。この村は架空の集落だが、ヨーロッパ・ロシアのほぼ東端となるウラル山脈西方の都市・オレンブルクからさらに40ヴィルスタ(露里・約43km程度)離れた、ヤイーク川(ウラル川)に近い場所とされる。18世紀のロシア帝国は、ヤイーク川対岸のカザフ西北部に影響力を及ぼしていたが、国境線はヤイーク川に引いており、物語が舞台とする地域のイメージをはっきり示している。現在ウラル川は、ロシア連邦カザフスタン共和国の国境となっている。

現存する原稿と初出誌

ロシア国立A.S.プーシキン博物館(モスクワ)に、プーシキン直筆の『大尉の娘』の草案や原稿、初出誌「同時代人」第4号が収蔵されており、一般公開されている。

おもな日本語版

映画

下記は世界中で製作された本作を原作とした映画の一覧である[6]。日本公開のものには日本語題を付した。




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