八幡山古墳 (前橋市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動八幡山古墳 (前橋八幡山古墳) | |
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墳丘全景(左手前に後方部、右奥に前方部) | |
所在地 | 群馬県前橋市朝倉町四丁目9-3(八幡山公園内) |
位置 | 北緯36度22分01.6秒 東経139度06分03.0秒 / 北緯36.367111度 東経139.100833度 |
形状 | 前方後方墳 |
規模 |
墳丘長130m 高さ12m |
埋葬施設 | (推定)竪穴式石室 |
築造時期 | 4世紀中頃 |
史跡 | 国の史跡「八幡山古墳」 |
概要
- 墳丘全長130m[1]
- 後方部幅72m、高さ12m
- 前方部幅59m、高さ8m
広瀬川右岸の河岸線にほぼ平行して、前方部を東南に向けて位置する[2]。前方部約200mの地には前橋天神山古墳が位置しており、両墳が継起的関係を持って毛野の地に出現した初期古墳であることが推定できる。墳丘盛土下に浅間山の噴火に伴うC軽石層がみられることから、古墳の築造は4世紀の半ばから後半と推定される[3]。
前方後方墳としては東日本最大、全国でも有数の規模を有する。葺石は河原石で墳丘斜面全体に敷設されていたと推定されるが、特に墳丘裾部の根石は直径30cmを超えるような大型石材を石垣状に配列している。周堀は浅い空堀である。段築は確認されていない。
主体部は不明であるが、後方部に礫床が存在するという伝えもあり、竪穴系主体部が存在したことは確かである。
関連項目
外部リンク
- 朝倉・広瀬の文化財を訪ねて - 前橋市
- 1 八幡山古墳 (前橋市)とは
- 2 八幡山古墳 (前橋市)の概要
- 八幡山古墳 (前橋市)のページへのリンク