ローレンス郡 (オハイオ州) ローレンス郡 (オハイオ州)の概要

ローレンス郡 (オハイオ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 07:37 UTC 版)

オハイオ州ローレンス郡
アイアントン市にあるローレンス郡庁舎
郡のオハイオ州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1815年12月21日[1]
郡名の由来 ジェイムズ・ローレンス
郡庁所在地 アイアントン
最大の都市 アイアントン
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,184 km2 (457.28 mi2)
1,174 km2 (453.37 mi2)
10 km2 (3.90 mi2), 0.85%
人口
 - (2010年)
 - 密度

62,450人
53人/km2 (137.7人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4

ローレンス郡はウェストバージニア州ケンタッキー州に跨るハンティントンアシュランド大都市圏に属している。2000年時点の都市圏人口は 288,649人だった。郡名は「艦を諦めるな」というセリフで名高い米英戦争の海軍士官ジェイムズ・ローレンスに因んで名付けられた。

歴史

1796年、この地域の初期開拓者であるルーク・ケリーとその家族、およびメイ・カイザーがオハイオ川沿いのハンギングロックに入植した[4]。ローレンス郡は1816年12月20日に、ガリア郡サイオト郡の一部を合わせて設立された。郡庁所在地はバーリントンだった[5]。1851年、郡庁はバーリントンから現在のアイアントンに移された。当時新しい郡庁舎が建設されたが、1857年の火事で焼けた。現在の郡庁舎は1908年に建設された。

ローレンス郡民は米墨戦争に出陣し、少なくとも1人が戦死した。南北戦争では1862年までに約3,200人が北軍に参加した[6]第一次世界大戦では、2,200人の郡民がアメリカ軍に従軍し、99人が戦死した[7]

開拓が始まったときからローレンス郡は、鉄、木材、石炭、天然ガス、石油、塩など天然資源が豊富だった。20世紀が始まるまでに、これらの多くは枯渇していた。

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は457.28平方マイル (1,184.3 km2)であり、このうち陸地453.37平方マイル (1,174.2 km2)、水域は3.90平方マイル (10.1 km2)で水域率は0.85%である[8]。ローレンス郡はオハイオ州の最南端に位置している。

隣接する郡

国立保護地域

  • ウェイン国立の森(部分)

人口動態

人口推移
人口
18203,499
18305,36753.4%
18409,73881.4%
185015,24656.6%
186023,24952.5%
187031,38035.0%
188039,06824.5%
189039,5561.2%
190039,534−0.1%
191039,488−0.1%
192039,5400.1%
193044,54112.6%
194046,7054.9%
195049,1155.2%
196055,43812.9%
197056,8682.6%
198063,84912.3%
199061,834−3.2%
200062,3190.8%
201062,4500.2%
[9]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 62,319人
  • 世帯数: 24,732 世帯
  • 家族数: 17,807 家族
  • 人口密度: 53人/km2(137人/mi2
  • 住居数: 27,189軒
  • 住居密度: 23軒/km2(60軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 24.5%
  • 18-24歳: 8.6%
  • 25-44歳: 28.0%
  • 45-64歳: 24.5%
  • 65歳以上: 14.4%
  • 年齢の中央値: 38歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 92.2
    • 18歳以上: 88.4

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 32.0%
  • 結婚・同居している夫婦: 56.0%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 11.9%
  • 非家族世帯: 28.0%
  • 単身世帯: 24.9%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.2%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.49人
    • 家族: 2.96人

収入

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 29,127米ドル
    • 家族: 35,308米ドル
    • 性別
      • 男性: 30,622米ドル
      • 女性: 20,961米ドル
  • 人口1人あたり収入: 14,678米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 18.9%
    • 対家族数: 15.2%
    • 18歳未満: 27.3%
    • 65歳以上: 12.9%
ローレンス郡図



  1. ^ Ohio County Profiles: Lawrence County” (PDF). Ohio Department of Development. 2007年4月28日閲覧。
  2. ^ Quickfacts.census.gov - Lawrence County Archived 2011年7月13日, at WebCite - accessed 2011-12-06.
  3. ^ Quickfacts.census.gov - Ironton, Ohio - accessed 2011-12-06.
  4. ^ Brown, Paul M. (1966). A Story About Lawrence County, Ohio (Report). Huntington, WV: Paul Brown Publishing Co. p. 15 (unnumbered). OCLC 2667859
  5. ^ Brown, Paul M. (1966). A Story About Lawrence County, Ohio (Report). Huntington, WV: Paul Brown Publishing Co. p. 10 (unnumbered). OCLC 2667859
  6. ^ "'Ironton Register, October 9, 1862
  7. ^ WW I Stories”. 2012年12月17日閲覧。
  8. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
  9. ^ アーカイブされたコピー”. 2011年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月6日閲覧。


「ローレンス郡 (オハイオ州)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ローレンス郡 (オハイオ州)」の関連用語

ローレンス郡 (オハイオ州)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ローレンス郡 (オハイオ州)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのローレンス郡 (オハイオ州) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS