ミネルバ (ガンダムシリーズ) 設定解説

ミネルバ (ガンダムシリーズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 23:25 UTC 版)

設定解説

過去に開発されたザフト系統の戦艦とは大きく異なる構造となっており、武装には陽電子砲やビーム砲、多数のミサイル発射口やCIWSを搭載している。単独での大気圏突入能力や巨大な可変翼、底部に搭載された巨大な推力装置による大気圏内での飛行や垂直離着陸を可能とするなど、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を生き残った地球連合軍の強襲機動特装艦アークエンジェル級を参考としている。その一方、機動性はナスカ級やエターナルなどザフトが開発した高速宇宙艦艇の流れを汲んでおり、劇中でも艦長のタリア・グラディスに「足自慢」と評されている。

このほかにも第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦後に開発され、セカンドステージシリーズに共通して採用されたデュートリオンビーム送電システム発信機やインパルスガンダム専用カタパルト、CICと一体化する可変昇降式戦闘ブリッジを採用するなど、歴代のザフト艦艇には無い新システムを多数採用した試験艦としての意味も持ち合わせている。

武装

陽電子破砕砲 QZX-1「タンホイザー
艦首中央に格納される陽電子砲で、本艦最強の武装。発砲時はハッチが開いて砲身が前方にせり出す。
かすめただけでガーティ・ルーを小破させる威力がある。
陽電子リフレクターには通用しない、また陽電子リフレクターではなくても重装甲のアカツキにも通用しない。
陽電子リフレクター装備の機体には通用はしないが、挑発や誘引に使用する場面もあった。
2連装高エネルギー収束火線砲 XM47「トリスタン
艦尾両舷に各1基ずつ格納される2連装ビーム主砲。右舷が1番砲、左舷が2番砲。アークエンジェル同様、並列式に装備されているため、片舷集中運用は不可能。
42cm火薬式3連装砲 M10「イゾルデ
艦首中央に格納される副砲。使用時は3連装の砲塔がせり上がり、砲身が伸長する。通常弾のほか、ジャミング弾の発射も可能である。
40mmCIWS
艦体各所にされる近接防御機関砲。敵機及びミサイル迎撃に威力を発揮する。
ミサイル発射管
艦の両舷に多数設置される4連装ミサイル発射管。用途別に数種類のミサイルを選択し、発射する。
  • 宇宙用ミサイル「ナイトハルト」
  • 地上用ミサイル「パルジファル」
  • 迎撃用ミサイル「ディスパール」
魚雷発射管
魚雷「ウォルフラムM25」を装填し、射出する。水上艦艇としても運用できる本艦特有の兵装である。

艦載機


  1. ^ 正式配備されたものではなく、アーモリーワン襲撃時にデュランダルと極秘で会談していたオーブ連合首長国代表カガリ・ユラ・アスハとその護衛アレックス・ディノが搭乗し、ミネルバに収容された機体である。





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