ホセ・カルロス・エレーラ ホセ・カルロス・エレーラの概要

ホセ・カルロス・エレーラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 07:40 UTC 版)

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ホセ・カルロス・エレーラ
選手情報
フルネーム ホセ・カルロス・エレーラ・バルガス
ラテン文字 José Carlos Herrera Vargas
国籍 メキシコ
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 100m, 200m
大学 モンテレイ工科大学
生年月日 (1986-02-05) 1986年2月5日(34歳)
出身地 ヌエボ・レオン州モンテレイ
身長 187cm
体重 77kg
成績
オリンピック 200m 準決勝1組8着 (2016年)
地域大会決勝 中央アメリカ・カリブ海競技大会
200m 3位 (2014年)
4x100mR 6位 (2014年)
自己ベスト
100m 10秒21 (2014年)
200m 20秒17 (2016年)
400m 46秒18 (2010年)
走高跳 1m90 (2007年, 2008年)
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経歴

2007年

走高跳の選手として陸上競技選手のキャリアをスタート[1]。シーズンベストは自己ベストとなる1m90[2]

2008年

スプリンターとしての素質があることをコーチが見抜き、走高跳から短距離走に転向[3][4]。転向1年目のベストは100mが10秒85、200mが21秒50[2]

2014年

3月23日にモンテレイで開催された大会の男子200mにおいてメキシコ人初の20秒3台となる20秒36(+0.3)をマークし、2004年にJuan Pedro Toledoが樹立したメキシコ記録(20秒40)を10年ぶりに塗り替えた[5]。8月には2日のMemorial Rasschaert男子200mにおいて自身の持つメキシコ記録を0秒01更新する20秒35(-0.7)をマークすると[6]、同月29日のメキシコ選手権男子100mでは、1997年にCarlos Villaseñorが樹立したメキシコ記録に並ぶ10秒21(+0.8)のメキシコタイ記録をマークした[7]。11月の中央アメリカ・カリブ海競技大会男子200m決勝では20秒63(-1.8)をマークし、ロベルト・スカイヤーズ(20秒47)、ライネル・メナ英語版(20秒54)に次いで3位に入り、自身初となる主要国際大会のメダルを獲得した[8]

2015年

3月29日にメキシコシティで開催された大会の男子200mにおいて自身の持つメキシコ記録を更新する20秒33(0.0)をマーク[9]。5月にオランダで車の事故に遭い腰を負傷したため、7月のパンアメリカン競技大会と8月の北京世界選手権は欠場した[10][11]

2016年

4月16日のマウント・サック・リレー男子200mにおいて20秒17(+0.9)のメキシコ記録を樹立[12]。メキシコ人初となる20秒2台を飛び越え、一気に20秒1台に突入した。2度目のオリンピック出場となった8月のリオデジャネイロオリンピック男子200mでは予選を20秒29(0.0)の組1着で突破し、この種目では2004年アテネ大会のJuan Pedro Toledo以来、3大会ぶりにメキシコ勢のセミファイナリストとなったが、準決勝は20秒48(-0.4)とタイムを落として敗退した[13]

自己ベスト

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒21 (+0.8) 2014年8月29日 ハラパ メキシコ記録
200m 20秒17 (+0.9) 2016年4月16日 ノーウォーク メキシコ記録
300m 32秒40 2014年7月16日 リエージュ メキシコ記録
400m 46秒18 2010年3月12日 モンテレイ
室内
200m 20秒81 2014年1月24日
2014年2月14日
アルバカーキ メキシコ記録
400m 47秒04 2014年2月15日 アルバカーキ

  1. ^ José Carlos Herrera con apenas tres años como profesional, clasificó y participó en los últimos JO.”. Acicas Runner´s (2013年1月31日). 2016年5月12日閲覧。
  2. ^ a b HISTORIAL ATLETICO / José Carlos Herrera Vargas メキシコ陸上競技連盟 (PDF, 354 KB) 2016年05月12日閲覧
  3. ^ José Carlos Herrera, listo para competir en Atletismo en Londres 2012”. モンテレイ工科大学 (2012年7月26日). 2016年5月12日閲覧。
  4. ^ 'Río 2016 es mi revancha': José Carlos Herrera”. RÉCORD (2011年5月16日). 2016年5月12日閲覧。
  5. ^ Alumno del Tec impone nuevo récord mexicano en los 200 metros”. モンテレイ工科大学 (2014年3月26日). 2016年5月12日閲覧。
  6. ^ Tienen jornada dorada en Brasil y Bélgica atletas del Tec”. モンテレイ工科大学 (2014年8月5日). 2016年5月12日閲覧。
  7. ^ Clasifica atletismo 22 deportistas a JCC 2014”. Tiempo Real (2014年8月29日). 2016年5月12日閲覧。
  8. ^ Borel captures second CAC gold”. トリニダード・トバゴ陸上競技連盟 (2014年11月28日). 2016年5月12日閲覧。
  9. ^ Rompe José Carlos Herrera su propio récord y logra marca a Mundial de Beijing 2015”. モンテレイ工科大学 (2015年4月21日). 2016年5月12日閲覧。
  10. ^ EXATEC listos para Río 2016”. TecReview (2016年2月15日). 2016年5月12日閲覧。
  11. ^ MEXICANOS VIAJARON AL CAMPEONATO MUNDIAL DE ATLETISMO, EN CHINA.”. メキシコ陸上競技連盟 (2015年8月14日). 2016年5月12日閲覧。
  12. ^ JOSÉ CARLOS HERRERA IMPONE NUEVO RECORD MEXICANO EN LOS 200 METROS PLANOS Y SE METE A LA ELITE MUNDIAL DE ESTA DISTANCIA”. メキシコ陸上競技連盟 (2016年4月16日). 2016年5月12日閲覧。
  13. ^ 第31回オリンピック男子200m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2016年8月17日). 2016年8月24日閲覧。


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