バイヨンヌ 地理

バイヨンヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 00:41 UTC 版)

地理

大バイヨンヌとサント=マリー大聖堂
バイヨンヌの市街

バイヨンヌはビスケー湾からアドゥール川をさかのぼった、ニーヴ川との合流点に位置する。ピレネー=アトランティック県ではポーに次ぐ規模で、バイヨンヌ・エスト(東)、バイヨンヌ・ウェスト(西)、バイヨンヌ・シュド(南)の3つのカントンの小郡庁所在地でもある。バスク地方においてはピレネー山脈以北の北バスクの1地域、ラブールの主要都市である。

市街中心部はアドゥール川とニーヴ川によって、大バイヨンヌと小バイヨンヌ、サンテスプリの3つの区域に分けられる。それぞれの区域は橋で結ばれている。

大バイヨンヌ
グラン・バイヨンヌ。アドゥール川左岸のうち、ニーヴ川との合流点よりも下流側に位置する市の中心部。市庁舎やサント=マリー大聖堂、シャトー・ヴュ、市の観光案内所もある。
小バイヨンヌ
プチ・バイヨンヌ。アドゥール川左岸のうち、ニーヴ川との合流点の上流側である商業地域。バスク博物館、ボナ美術館、シャトー・ヌフなどがある。
サンテスプリ
アドゥール川右岸、北東側の区域。シタデルの南東にサンテスプリ(聖霊)教会やフランス国鉄のバイヨンヌ駅がある。

バイヨンヌは近郊の都市であるビアリッツ、アングレットとともにコミューン(自治体)連合を形成している。1972年からの交通インフラ整備を皮切りに、1999年からはバイヨンヌ=アングレット=ビアリッツ都市圏共同体(略称はB.A.B.)として地域経済の活性化や環境保護、高等教育の分野で地域協力を行なっている。

また、バイヨンヌからスペインのサン・セバスティアンまではユーロリージョンとして、国境を超えた自治体同士の連携がはかられている。




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