ニュース・パレード 番組のオープニングなど

ニュース・パレード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 09:10 UTC 版)

番組のオープニングなど

開始当初

オープニングはオーケストラの演奏によるもので、放送当日のキャスターが、ごく初期のころは「今日のニュースから。全国9つの電力会社[注 16]が、全国の民間放送21社[注 17]のネットワークを結んでお送りいたします」。エンディングには全国9つの電力会社(電気事業連合会)からのインフォマーシャルを挟んで「今日のニュースから。全国9つの電力会社[注 16]が、全国の民間放送21社[注 17]のネットワークを結んでお送りいたしました」。

のちに「ニュース・パレード。○月○日○曜日」とコールしてから、間をあけて「明日のエネルギーを担う、全国9つの電力会社[注 16]が、民間放送26社[注 18]のネットワークを結んでお送りする、"今日のニュースから"」、全国パートエンディングは「今日のニュースから。全国9つの電力会社[注 16]が、民間放送26社[注 18]のネットワークを結んでお送りしました」とアナウンスしていた。その後、キャスターが「こんばんは。(今夜の担当は)○○です。」と挨拶した後、その日の気候や話題などを簡単に触れて[注 19]、その後「さて…」と述べてから、最初の項目のニュースを述べる。

オープニング曲は1978年頃に変更され、夕方移行後も使われた。

夕方の放送に移行してからは、オープニングでは白井が2項目ほどのヘッドラインと提供クレジット読みをし、一旦CMに入ってから挨拶と名乗りを行って本題に入った。

1987年4月 - 2006年3月

番組のオープニングは1987年4月 - 2006年3月までは、キー局の文化放送、ラジオ大阪とネット受け地方局ではそれぞれ異なっていた。オープニング曲は変わらなかったもののヘッドラインはなくなり、1990年頃にはシンセサイザーのものに変更されたが、その後は文化放送では、内包しているワイド番組のパーソナリティがキャスターを呼び掛け、当日の内容をヘッドライン形式で紹介し、CMの後、提供アナウンスが入る。ラジオ大阪以外の地方局では「ニュース・パレード」のタイトル コールの後、テーマ曲が流れるという物になっている。提供アナウンスはタイトル コールの後に読み、その後、テーマ曲に入る局と、テーマ曲に乗せて読む局がある[注 20]。下記の提供ナレーションの前に、CMが流れる。

ラジオ大阪以外の各ネット局(ナレーション:白井静雄<文化放送アナウンサー、ニュースデスク(当時)>[注 21]
  • 『ニュース・パレード。この番組は画像情報機器の京セラミタがお送りします』=OP(2006年3月まで)[注 22]
  • 『ニュース・パレード。この番組は○○(スポンサー名)の提供でお送りしました』=ED[注 23]
ラジオ大阪(ナレーション:高橋征二<ラジオ大阪アナウンサー(当時)>)
  • 『時刻は5時を回りました。お聞きの放送は1314kHz ラジオ大阪です。この後は全国の民間放送ラジオ 32局を結んで、お送りする、ニュース・パレードです。今日、世界の各地や日本国内で起こったニュースや話題を、取材記者のリポートなどを交えて、お送りします[注 24]』=OP
  • 『○○(スポンサー名)他の提供でお送りした、[注 25]ニュース・パレード。今日、日本国内や世界で起こった、主なニュースや話題を全国の民間放送ラジオ 32局を結んで、お送りしました』[注 26]=ED

2006年4月 - 2010年10月1日

2006年4月からは番組のリニューアルにともない、オープニングを一新し全局共通となった。17時の時報後に、当日のキャスターが内容をヘッドライン形式で紹介し、

『世の中の出来事をいち早く、お伝えする、ニュース・パレード。文化放送をキーステーションに、全国32局で、お伝えします』=OP

2009年4月以降は、 『ニュース・パレード』の一言の後にヘッドラインを紹介 → 『ニュース・パレード。文化放送をキーステーションに、全国32局を結んで、お伝えします』=OP → 『以上、○月○日○曜日のニュース・パレード。文化放送をキーステーションに、全国32局を結んで、お伝えしました』=ニュース終わり[注 27]

とナレーションが入る。CMをはさんで、白井の提供ナレーションが入った。ナレーション時に入る番組のテーマ曲を廃止した。EDも同様だった。ただし、文化放送、ラジオ大阪、和歌山放送、四国放送以外の放送局はEDに、白井の提供アナウンスと共に、フラッシュ ニュースを伝える時の音楽が流れる15秒バージョンになっていた[注 28]。文化放送のみ、本番前に『玉川美沙 たまなび』のパーソナリティ 玉川美沙とキャスターとのトークがあった。

2010年7月の番組進行
  • 16:57 玉川美沙とのクロス トーク(文化放送のみ)
  • 17:00 ヘッドライン、OPアナウンス(この時間帯より、全国ネット)
  • 17:01 CM × 2
  • こんにちは[注 29]、文化放送の○○です。○月○日○曜日のニュース・パレードです」のアナウンスを必ず入れてから、ニュースに入る
  • 17:11 ニュース フラッシュ & EDアナウンス
  • 17:13 提供アナウンス
  • 17:15 ローカルニュース

2010年10月4日 - 2012年3月30日

2010年10月4日に再び リニューアルし、オープニングとアタック(ジングル)、フラッシュBGMを全て変更。DAISHI DANCE × →Pia-no-jaC←のアルバム『PIANO project』より、OPに「Typhoon(DAISHI DANCE Remix)」、フラッシュBGMに「Andalucia」のそれぞれ一部が使用されている。

5時の時報後、アバンタイトルとして、当日のキャスターが内容を1本紹介し、以下のナレーションが入る。

『ニュース・パレード』と入る男声(鈴木光裕による)オープニング → 『こんにちは[注 29][注 30]、文化放送の○○(その日のキャスター名)です。○月○日○曜日、今日ここまでのニュースをまとめて、お伝えします。ニュース・パレード。文化放送 報道部と全国32局の制作協力で、お伝えします』=OP → 『ニュース・パレード。文化放送、○○(その日のキャスター)がお伝えしました』=ニュース終わり

そして、CMを挟んで本編に入る。2010年現在は、OP提供読みは無い[注 31]。ナレーション時に入る番組のテーマ曲を廃止した(EDも同様)。ただし、文化放送、ラジオ大阪、和歌山放送、四国放送以外の放送局はEDに、白井の提供アナウンスと共にフラッシュニュースを伝える時の音楽が流れる15秒バージョンになっていた[注 28]。文化放送のみ、本番前に行われていたクロストークは廃止した[注 32]

2012年4月2日 - 2016年9月30日

オープニング後に一旦、20秒のCMを挟んだ後、鈴木敏夫(文化放送 コミュニケーション デザイン局 報道スポーツ センターデスク)による「ニュース・パレード、せんねん灸の提供でお送りします」の提供アナウンスが入り、せんねん灸のラジオCM[注 33]が20秒流れて、1項目目のニュースのアタックへ入る形に代わった。以降は2012年3月30日までと同じで進行し、17:13に提供アナウンス → 各局編成に戻る。

2016年10月3日 -

メインで扱うニュースの収録音源(主に当事者のコメントや街頭インタビューの一部)を流した後で、当日のキャスターがそのニュースの概要を紹介。男声のタイトルコールとBGM、『文化放送○○(キャスターの氏名)です。曜日のニュース・パレード。文化放送報道部と全国32局の制作協力でお送りします』というキャスターの挨拶、20秒のCM2本(2021年3月26日まではBOAT RACE振興会PT)をはさんで本編に入っている。なお、スポンサーが付いている場合にも、冒頭では提供クレジットを割愛。前述したニュースについては、本編で改めて詳しく伝える。2021年3月29日からは、冒頭のCM(PT)枠(40秒)を割愛する代わりに、その分だけ本編の放送時間を拡大する時期がある。

17:12にキャスターが『○日のニュース・パレードでした』と言ってから、20秒のCM1本をはさんで、17:13に提供アナウンスを流して[注 34]各局の編成に戻る。

2010年10月 - 2012年3月までの番組進行

  • 17:00 ニュース音源(CM明けの1項目目であることが多かった)、OPアナウンス
  • 17:01 CM
    CM明けは、ニュース読みから開始
  • 17:11 ニュース フラッシュ & EDアナウンス
  • 17:13 提供アナウンス
  • 17:15 ローカルニュース

2012年4月 - 2016年9月までの番組進行

  • 17:00 ニュース音源、OPアナウンス
  • 17:01 提供アナウンス1 → CM
  • 17:01.25頃から、ニュース読みを開始
  • 17:11 ニュース フラッシュ & EDアナウンス
  • 17:13 提供アナウンス2 → 各局編成に戻る
  • 17:15 ローカルニュース

2016年10月以降の番組進行

  • 17:00 ニュース音源 → OPアナウンス → CM(時期によっては割愛)
  • 17:01 ニュース読み
  • 17:11 ニュース フラッシュ & EDアナウンス → CM
  • 17:13 提供アナウンス → 各局編成に戻る
  • 17:15 ローカルニュース

注釈

  1. ^ 深夜放送 時代
  2. ^ 日曜は18:45
  3. ^ 移動当初から1983年3月までは、『ニュースハイライト』(『ネットワークトゥデイ』の前身に当たるJRN全国ニュース)が平日の18時台に編成されていた(同年4月から17時台の後半へ移動)。
  4. ^ ラジオ大阪でも、『ニュースレーダー』と改題したうえで同時ネットを実施した。ローカルニュース・天気予報については、自社のスタジオから関西ローカル向けに放送していた。
  5. ^ 『お昼の…』は、その後、『NEWS NOW』 → 『ニュース・パンチ!』を経て、現在の『ランチタイム ニュース』(『くにまる食堂』の12:01 - 12:08頃のコーナー)に至っている。
  6. ^ 1980年4月改編時点での放送時間は平日の6:30 - 7:30で、細川隆一郎がキャスターを担当した。細川の冠コーナー(「細川隆一郎の背骨をのばして」「細川隆一郎のおはよう電話」)を組み込むなど、生ワイド番組に似た構成で放送していた。
  7. ^ KBS京都は滋賀県の取材も担当するが、その際のアナウンスはKBS京都のままで、当局の読み上げは無い。
  8. ^ 以前は奈良県の取材も担当していたが、現在はラジオ大阪が担当している。
  9. ^ 編成上は内包扱いだが、実際には『ニュース5』本編は17:15開始のため、実質的には独立番組扱いとなる。
  10. ^ 2024年3月29日までは単独番組として放送されていたが、2024年4月1日からはRNCイヴニング415の内包番組に移行
  11. ^ 2023年4月3日より、『ハッピーアワー』が当番組をまたぐ形で放送されており、番組全体で見れば内包だが、編成上は独立させて扱っている。
  12. ^ 長崎放送は佐賀県の取材も担当するが、その際のアナウンスはNBCラジオ佐賀である。
  13. ^ 2013年7月15日にKBCが17:00から放送した「KBCホークスナイタースペシャル・ロッテ×ソフトバンク」(QVCマリン、QRからの裏送り)ではスポンサーのCMが複数回、放送された。2013年9月23日に「KBCダイナミックホークス実況中継」として、12:55 - 16:45に放送した同カードの中継では、当番組放送前に終了したにも拘らず、エンディング前にスポンサーのCMが放送され、17:00からの当番組でも、同じCMが放送された。
  14. ^ 同局の報道部門はJRNにもNRNにも係っていない。
  15. ^ 17:00からの同時ネットに移行した時期については不明。
  16. ^ a b c d 現スポンサー表記は「電気事業連合会」。当時は同連合会の1社協賛。なお、この当時は沖縄県は米国統治下であり、日本復帰まで沖縄電力自体存在せず、琉球電力公社として存在した。また、復帰と同時に電力公社から日本の特殊株式会社に移管設立した沖縄電力が同連合会に加盟したのは2001年になってからで、それまでは非加盟だった。
  17. ^ a b 1966年
  18. ^ a b 1978年
  19. ^ 重要なニュースがある時は省略する。
  20. ^ 実際に、青森放送(前者)とSTVラジオ(後者)で、この様な違いが見られた。
  21. ^ 白井は1987年3月でキャスターを降板し、後任が西山になったが、オープニングのナレーションのみ続投していた。
  22. ^ かつては全日本トラック協会日本チェーンドラッグストア協会DAIHATSU(ダイハツ)などが交代で、スポンサーを務めていた。
  23. ^ 同社は2008年の1月下旬、11月上旬にYKK APが取り扱う一部の防耐火個別認定商品に関する問題でCMを自粛。この間は提供ナレーションとヒッチハイクCMも含め、ACのCMに差し替えた。
  24. ^ 『この後は』と『お送りする』の間に『○○(スポンサー名)が』のコメントを入れていた時期があった。
  25. ^ ノンスポンサーの時期はこのくだりは割愛された。
  26. ^ 本番組が自社制作のワイド番組へ内包されていた時期は、それに応じた文面のナレーションに変更されていた(ナレーションも、ワイド番組のパーソナリティが担当)他、『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』放送日用の特別仕様ナレーションが使われたこともあった。
  27. ^ 後者は省かれることがあり、その場合は『ニュース・パレードでした』で終わる。
  28. ^ a b ラジオ大阪は白井の提供アナウンスのみとなっていた。
  29. ^ a b 冬季は「こんばんは」
  30. ^ ただし、太田が担当するようになってから「こんにちは or こんばんは」が省略される場合があった。
  31. ^ オープニング スポンサーは付いていない(エンディング スポンサー1社のみ)。その代わりに、番組本編前にネット セールス向けスポットCMが20秒 × 3本(3社・団体分)流れていた。
  32. ^ 2011年3月11日 午後2時46分発生の東日本大震災の影響で、同日の当番組はNRN報道特別番組扱いで放送した(一部地域は自社製作かJRNの報道特別番組をネット受けしたため休止した)。YKK APのCM、提供アナウンスは無かった。翌週の2011年3月14日 - 2011年4月29日 放送分は、YKK APのCMは同社の東北事業所(宮城県大崎市にある主力工場)の損傷による操業停止(2011年4月6日に操業再開)の影響で、ACジャパンに再び、差し替えられ、提供アナウンスはカットされた。同年5月2日放送分より、提供アナウンスとCMは復活した。
  33. ^ 同CM枠は2012年3月30日まで、27年半に渡り放送していた「川中美幸 人・うた・心」のカウキャッチャーで流されていたCM素材と同じ。
  34. ^ 文化放送と新潟放送は鈴木敏夫のアナウンスのみ。他は白井静雄のアナウンスとBGM。STVラジオでは、提供アナウンスの後、BGMは流れず、直ぐに自社スポットが流れる。

出典

  1. ^ 清水克彦 公式ホームページ「ニュースパレード賞受賞式」
  2. ^ “文化放送の石川真紀アナが退社を発表 25年の経験は「どれも私の宝物」リスナーに感謝”. 日刊スポーツ. (2022年3月18日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202203170001129.html 2022年3月18日閲覧。 
  3. ^ 文化放送『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』、2019年5月1日放送分より。
  4. ^ 1965年7月の山口放送ラジオ番組表
  5. ^ 出典:青森放送40年表37頁から。
  6. ^ 出典・『ラジオ新番組速報版(現在のラジオ番組表)』(三才ブックス)1986年秋号に掲載(P96-97)の信越放送番組表
  7. ^ 文化放送 2021-2022 年末年始特別番組情報!>文化放送報道スペシャル マイクの一年 - 文化放送(2021年12月21日)2024年4月2日閲覧。
  8. ^ 文化放送 2021-2022 年末年始特別番組情報!>文化放送 スポーツスペシャル マイクの一年 - 文化放送(2021年12月21日)2024年4月2日閲覧。





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