ナセル・ブアニ ナセル・ブアニの概要

ナセル・ブアニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 09:28 UTC 版)

ナセル・ブアニ
Nacer Bouhanni
個人情報
本名 Nacer Bouhanni
ナセル・ブアニ
生年月日 (1990-07-25) 1990年7月25日(33歳)
国籍 フランス
身長 176cm
体重 66kg
チーム情報
所属 引退
分野 ロードレース
役割 選手
特徴 スプリンター
アマ所属チーム
2010
フランセーズ・デ・ジュー(トレーニー)
プロ所属チーム
2011–2014
2015-2019
2020-2023
FDJ
コフィディス
アルケア・サムシック
グランツール最高成績
主要レース勝利
ジロ・デ・イタリア
 ポイント賞(2014)
 区間通算3勝
ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算3勝
パリ~ニース 区間通算3勝
エネコ・ツアー 区間優勝
クリテリウム・デュ・ドフィネ
 ポイント賞(2015)
 区間通算3勝
ボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ 区間優勝
フランス選手権・個人ロード (2012)
最終更新日
2024年1月1日

来歴

2010年、フランセーズ・デ・ジュー(後のFDJ・ビッグマット)とトレーニー契約。

2011年、FDJ(後のFDJ・ビッグマット)とプロ契約。

2013年、ツアー・オブ・オマーンの第6ステージで勝利すると[1]、続く、パリ~ニース第1ステージでも勝利、初のUCIワールドツアーでの勝利となった[2]

2014年、ジロ・デ・イタリア第4ステージにてグランツール初勝利[3]、第7、第10ステージでもリスクを恐れないスプリントで勝利し[4][5]、ハットトリックを達成。その後、最終ステージまでポイント賞を守りきった[6]。しかし、チーム内アルノー・デマルとのライベル関係の末、渇望していたツール・ド・フランスへの出場権が得られず、移籍を決断する[7]。移籍決定後もブエルタ・ア・エスパーニャで2勝する活躍をした[8][9]

2015年コフィディスに移籍。クリテリウム・デュ・ドフィネで区間2勝。

2020年、アルケア・サムシックに移籍。

2023年のシーズンをもって引退[10]

特徴

シーズンオフのトレーニングにボクシングを取り入れており、32歳からはプロボクサーの道を目指すと公言しており[11]モハメド・アリが亡くなった際の勝利ではボクシングのポーズでモハメド・アリに勝利をささげた[12]

非常に攻撃的なスプリントを行う選手で、危険行為による降格処分を受けることも少なくない[13]

2016年のツール・ド・フランスは喧嘩が原因の怪我で欠場している。

主な戦績

2010年

  • ツール・ド・ジロンド 区間優勝(第2ステージ)

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2020年

2022年


  1. ^ ツアー・オブ・オマーン2013第6ステージ 仏チャンピオンのブアニが最終スプリント制覇 フルームが総合優勝
  2. ^ パリ~ニース2013第1ステージ ペタッキを破った22歳ブアニ 仏チャンピオンジャージにマイヨ・ジョーヌを重ねる
  3. ^ ジロ・デ・イタリア2014第4ステージ 雨のバーリで総合は争われず 落車多発のスプリントでブアニが初勝利
  4. ^ ジロ・デ・イタリア2014第7ステージ ニッツォロとの一騎打ちを制したFDJのブアニがスプリント2勝目を飾る
  5. ^ ジロ・デ・イタリア2014第10ステージ またもやスプリント直前に大落車発生 ブアニがハットトリック達成
  6. ^ ジロ・デ・イタリア2014第21ステージ コメント キンタナ「このジロでは全てが上手くいった。僕はこれからもっと強くなっていきたい」
  7. ^ 新たに2チームがツール・ド・フランス出場メンバーを発表 オメガファーマとFDJ.frがツールの正式メンバーを発表 不出場のブアニは移籍が濃厚に
  8. ^ ブエルタ・ア・エスパーニャ2014第2ステージ ジロのポイント賞ブアニがFDJ.frにスプリント1勝目をもたらす
  9. ^ ブエルタ・ア・エスパーニャ2014第8ステージ 超高速の横風バトルが勃発 荒れた平坦ステージでブアニが2勝目
  10. ^ ‘I became a shadow of myself’ - Nacer Bouhanni retires after tough injury return”. cyclingnews (2023年10月3日). 2024年1月1日閲覧。
  11. ^ ノケレ・コールス2017 パリ〜ニース惨敗のブアニがミラノ〜サンレモに向けて好調をアピール
  12. ^ クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2016第1ステージ ヘッドバットが連続する激しいバトル ブアニが故モハメド・アリ氏に捧げる勝利
  13. ^ パリ~ニース2016第2ステージ 荒れ模様となったスプリント 降格処分を受けたブアニに代わりマシューズがステージ2勝目


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