チェイス 第1章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 11:15 UTC 版)
登場人物
- 三上 一樹(36)
- 演 - 大谷亮平
- フリーのベテランジャーナリスト[1]。
- 熱帯魚店の払い下げのワンボックスカーで寝泊まりしている。実は交通事故で妻を失い、家に帰ると妻のことを思い出してしまうので、車で寝泊まりするようなった。また、その際の報道に真実や遺族の喪失感が伝えられていないことから、マスコミを嫌悪するようになる。
- 相沢 麻衣(24)
- 演 - 本田翼
- BS東都のアシスタントディレクター[1]。27年前に起こった連続幼女誘拐殺人事件のある矛盾に気づき、冤罪を扱ったドキュメンタリー番組を企画する。三上とは対照的な素直なタイプだが、三上の力を借りながら事件を追いかけていく。
- 長谷川 正(52)
- 演 - 岸谷五朗
- BS東都のエグゼクティブプロデューサー。三上とは旧知の仲[1]。かつては本局の報道番組の第一線で活躍していたが、業界のタブーに触れBS東都へ左遷された。麻衣の企画に賛同し、二人を引き合わせて真相究明を後押しする。
- 斉藤 真紀子
- 演 - 羽田美智子
- BS東都が放送する『サンセットニュース』のキャスター[1]。二度の不倫を他局にスクープされBS東都に左遷された。BS東都内ではお局的な立ち位置で、番組の方針を決定づけるほどの絶対的発言力を持つ。プライドが高く、キー局のアナウンサーを敵視している。
- 三上と麻衣に強く説得され「連続幼女誘拐殺人事件の検証特番」の番宣を週一で5分やることになる。
- 渡辺 俊哉(38)
- 演 - 小林且弥
- BS東都の技術部の職員。過去に世話になった上司を殴ってしまいBS東都に左遷される。ぶっきらぼうな性格だが男気のあふれる職人気質で頼れる兄貴肌[1]。
- 田中 一平(26)
- 演 - 橋本淳
- BS東都のアシスタントディレクター。とにかく軽い性格で「合コン行きましょ」が口癖[1]。
- 平山 英一(59)
- 演 - 田山涼成
- 事なかれ主義のBS東都の局長[1]。自らのメンツのために麻衣の計画を全面的にバックアップする。
- 白井 徹子
- 演 - かとうかず子
- 白井法律事務所の弁護士[1]。山崎の弁護を担当した[1]。
- 赤坂 吾郎
- 演 - でんでん
- 山崎を逮捕した元警察官。現在は隠居生活を送っているが、現役当時は暴力的な捜査・取り調べでその名をはせ、山崎に対しても執拗な取り調べで自白させる。[1]。
- 守谷 秀人(65)
- 演 - 嶋田久作
- 『チェイス 第1章』の公式ウェブサイトでは「謎の男」[1]とだけ紹介されている。
- 山崎 登(67)[32]
- 演 - 平田満
- 幼女誘拐殺人事件の被疑者として逮捕された元保育園用務員。朴訥とした性格で気が小さくしゃべり下手。未だに無実を主張している[1]。
ゲスト
- 第1話
- 第2話
- 第3話
- 第4話
- 第5話
-
- 三田(テレビ東都常務・平山の元部下) - 海原はるか(6話)
- 第6話
-
- 三枝頼子(1件目の被害者の三枝実花の母) -
- 倉科京子(2件目の被害者の倉科沙織の母) - 五十嵐美紀
- 皆口彩花(4件目の被害者の皆口朋美の母) - はやしだみき
- 笹本真奈美(5件目の被害者の笹本有希の母) - 山崎まさ江
- 第7話
-
- 村井邦彦(警察庁刑事局刑事企画課長) - 井上肇
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “Amazonオリジナル『チェイス 第1章』 公式サイト”. アマゾンジャパン. 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b “大谷亮平&本田翼、Amazonドラマ「チェイス」で初共演!12月22日配信スタート”. 映画.com (エイガ・ドット・コム). (2017年10月24日) 2017年10月24日閲覧。
- ^ a b c d e 塩原賢 (2018年1月18日). “新潮社、アマゾンのドラマ「チェイス」の配信中止を要請”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社) 2018年1月18日閲覧。
- ^ a b c d “新潮社、Amazonドラマ「チェイス」配信中止要請 『殺人犯はそこにいる』と酷似”. ITmedia NEWS (アイティメディア). (2018年1月18日) 2018年1月18日閲覧。
- ^ a b c “新潮社「チェイス」配信中止をアマゾンに申し入れ”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年1月18日) 2018年1月18日閲覧。
- ^ a b c d “新潮社:アマゾンに配信中止申し入れ -”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2018年1月19日) 2018年1月19日閲覧。
- ^ a b c d “アマゾン配信ドラマに抗議=「事件報道に酷似」-日本テレビ”. 時事ドットコム (時事通信社). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b c “アマゾン配信ドラマに日テレも抗議 「報道想起させる」”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b c d “配信ドラマ「チェイス」は「とうてい看過できない」 日本テレビもアマゾンに抗議”. 産経ニュース (産経デジタル). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b c “配信ドラマ「チェイス」とうてい看過できない…日本テレビもアマゾンに抗議”. SankeiBiz (産経デジタル). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b c “日テレもアマゾンなどに抗議 ドラマは自局報道を想起と”. 千葉日報オンライン (千葉日報社). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b c “日テレ 盗作疑惑のAmazonドラマ「チェイス」に抗議文「到底看過できない」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b c “本テレビがAmazonドラマ「チェイス」に抗議文 「到底看過できません」”. デイリースポーツ online (デイリースポーツ・神戸新聞社). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b c “日テレ、アマゾンなどに抗議 ネットドラマが自局報道に酷似”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年2月3日) 2018年2月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g “ドラマ「チェイス」への抗議について|NNNドキュメント”. 日本テレビ放送網. 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b “日テレ、Amazonドラマ『チェイス』に抗議「到底看過できません」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ a b “日本テレビもAmazonオリジナルドラマ「チェイス」に抗議文 「倫理的にも著作権法的な見地からも到底看過できません」”. ねとらぼ (アイティメディア). (2018年2月2日) 2018年2月2日閲覧。
- ^ “大谷亮平×本田翼が連続幼女殺人事件の真犯人を追う、W主演ドラマ予告編公開”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年11月29日) 2017年11月29日閲覧。
- ^ a b “Amazonオリジナルドラマ「チェイス -第1章-」に関して”. ジョーカーフィルムズ (2018年1月1日). 2018年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月24日閲覧。
- ^ a b “Amazonドラマ「チェイス」への配信中止の申し入れ”. 新潮社 (2018年1月18日). 2018年1月18日閲覧。
- ^ a b “Amazonドラマ「チェイス」に関して”. 新潮社 (2017年12月28日). 2018年1月18日閲覧。
- ^ 四宮隆史 [@ebisukara5hun] (2017年12月31日). "@NOSUKE0607 ご著書の「殺人犯はそこにいる」も出版当初に拝読し、その圧倒的な筆致に衝撃を受けました。ご著書を読む前から、足利事件で無罪が確定する過程で記者の方が果敢に真相解明に向けて動かれていたことは知っていましたが、その裏側でこんな苦悩や、地道な取材と調査があったのかと驚きました". X(旧Twitter)より2017年12月31日閲覧。
- ^ 安藤健二 (2017年12月31日). “ドラマ『チェイス』が物議。清水潔さんの『殺人犯はそこにいる』との類似の指摘が相次ぐ”. ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン. 2017年12月31日閲覧。
- ^ Kikka (2017年12月31日). “Amazonオリジナルドラマのパクリ疑惑に共同プロデューサーが反省の弁 新潮社は関係を否定 (1/2)”. ねとらぼ. アイティメディア. 2017年12月31日閲覧。
- ^ 宮原れい (2018年1月28日). “Amazonオリジナルドラマ「チェイス」最終話が未配信で視聴ユーザーから不満の声 「続き見たい」「何もかもが中途半端」”. ねとらぼ. アイティメディア. 2018年1月28日閲覧。
- ^ 四宮隆史 [@ebisukara5hun] (2017年12月31日). "@NOSUKE0607 足利事件に限らず、未だ解決の目処が立たない未解決事件を、未解決のまま放置しておくべきではない。そして、未解決のまま放置される背景には、国家権力による不当な隠蔽があるのではないか。司法関係者も報道関係者も、この事実をより重く受け止めるべきではないか。". X(旧Twitter)より2017年12月31日閲覧。
- ^ 四宮隆史 [@ebisukara5hun] (2017年12月31日). "@NOSUKE0607 この問題意識を、架空の連続ドラマという「入りやすい入り口」で表現することにより、広い範囲の人と共有することができ、結果として真相解明に向けた糸口が見つかるかもしれない。こんな想いから、ドラマ『チェイス』の制作を企画しました。". X(旧Twitter)より2017年12月31日閲覧。
- ^ “「清水潔氏及び新潮社からの申入れに対するお詫びとお知らせ」”. JOKER FILMS INC.. 2023年8月22日閲覧。
- ^ 清水 潔 [@nosuke0607] (2017年12月31日). "私はテレビ局員で普段はチーフディレクターという立場です。自らでドラマを撮った事もあり、自著「殺人犯はそこにいる」を簡単にドラマ化にして良いなら、とっくの昔に自分でやってます。なぜそこに想いが至らないのか。突然の映像化に対して遺族がどう思うか。そこを真剣に考えて欲しかった。". X(旧Twitter)より2017年12月31日閲覧。
- ^ 清水 潔 [@nosuke0607] (2018年1月1日). "そして何より大切なことは遺族への配慮です。現実に起こった事件の「殺害の瞬間」描写など「ドラマ化」してはならないと考えています。これは日テレの足利報道や、桶川報道でも実践してきました。だからこそ遺族のお許しを頂けるのです。これは私の個人的な感情ですがネット映画はあまりに残酷でした。…". X(旧Twitter)より2018年1月1日閲覧。
- ^ 清水 潔 [@nosuke0607] (2018年1月1日). "もしも…、もしもあなたの大切な誰かが不幸な最期を迎え、悲しみの中で暮らしている時、 ある日突然にその不幸をエンターテイメントの題材にされ、「架空の事件」なのだと再現映像化された時、あなたはそれを許すことができるのでしょうか? 私には無理です。…". X(旧Twitter)より2018年1月1日閲覧。
- ^ 27年前に40歳なので
- チェイス 第1章のページへのリンク