スナックワールド 用語

スナックワールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 05:50 UTC 版)

用語

世界設定

スナックワールド
アニメ版及びコミック版の舞台となる世界。海で包囲され、アフリカ大陸かハートのようにも見える広大な地形をしている。ドラゴンやモンスター、人間など、あらゆる種族のものが共存共栄に営む。よくある中世RPG風の街並みの中にコンビニがあったり、街ゆく人が「フェアリポン」などのハイテクな電子機器を所持している。
魔障壁によって国境が分断されており、魔瘴壁を跨ぐための移動手段も限られている。
魔障壁
スナックワールドの地下深くに眠り、基盤となる魔障石が地割れなどが発生源として結界バリアを張って起こる現象。魔障壁は国境を具現化した存在。肉眼ではまず判別不可能だが、特定の移動手段を使用していない侵入者が入ろうとすると触れた部分がなら紫色の8角形のエフェクトが発生し、壁のようになる。例外としてビネガーのお気に入りドラゴンが魔障壁を糸も簡単にすり抜けて通過したために、追っ手のチャップ一行らを行手を阻んでしまったことがある。通常は2000万ギランという超高額な運賃を支払い乗車する大陸横断鉄道がもっとも手っ取り早い手段である。魔障石とそれを伴う魔障壁をびくともしない大陸横断鉄道の列車が通過する間は、夜と同じ常闇の世界で、まるでトンネルのような風景となる。
ドラゴンナイト
ドラゴンとの調和ができるドラゴンの血を引いたホイップソン出身の村人に伝わる力。滅ぼさせたホイップソンに生き残ったチャップとヴィンサントもその一人。覚醒の見込みのあるホイップソンの男たちはドラゴン少林寺に通い、厳しい修業の末でドラゴンナイトとなるが、ドラゴンナイトの道を歩ませないために家庭内教育を施すほどの反対派もいた。そのため、ヴィンサントの過去を知るまで、チャップにヴィンサントとの面識がなかった要因の一つとなった。
ホイップソン出身でもないビネガーもドラゴン数匹を操り、ドラゴン少林寺の厳しい関門を難なく通り抜けダークドラゴンナイトの能力を持ち誇っている。

アイテム

フェアリポン
スナックワールドで普及しているスマートフォン型アイテム。スナック召喚の出し入れや、ポラロイドカメラのように刻印していない透明の内蔵用スナックを入れ、撮影すると刻印されたスナックが出現する。「デカ化」してジャラを元の大きさに戻したり、キャラクターや負けを認めたモンスターを撮影することでスナック登録できる。ネット検索や電話機能もある。チャップのフェアリポンは白と水色、マヨネのフェアリポンは白とピンク色、ペペロンのは白の無色、ヴィンサントは黒に青紫色と、所持者によってカラーリングが異なる。
ジャラ
スナックワールドで普及している武器や防具の総称。普段はサイズを変えることができ「ミニチュア化」してキーホルダーのように衣服に付けて持ち運びが可能。使用時にはフェアリポンにかざして「デカ化」する。ブランドの概念がある。
スナック
モンスターや魔法をプレート化したもので、フェアリポンの召喚挿入で呼び出すことができる。フェアリポンに無刻印のスナックプレートを内蔵し、スナック登録すると自動刻印する仕組みとなっている。
ジャラホルダー
6つまでジャラを腰にぶら下げることができるホルダー
ドラゴンハート
ドラゴンの力を復活できるとされる、金色の煌めきと青い炎のようなクリスタルをまとった赤いハート型のクリスタル。ドラゴンの魂のような物。ドラゴンハートを飲み込んだ生きたドラゴンの場合は完全なる邪悪竜となる。一時期シブチンの首輪の装飾となったり、ブタ子がドラコンハートに惹きつけられ誤飲してしまい、不完全な邪悪竜となりかけて暴走するなど凶暴化させたり、世界を陥れた魔王竜スカードンを復活させ、それを操り再び世界を陥れることを企み、武器の製造と販売戦略ビジネス効果上昇の期待と暗躍を目論むビネガーのビジネスの材料にされたり、ビネガーの野望阻止のチャンスを伺うヴィンサントが回収しようとして狙っていたり、デアファルコンの胸に収まったりしている。なお、デアファルコンの胸部にドラゴンハートがない場合は普段の数割程度の力しか発揮できなくなる。

場所・建物

フレンチトースター
大陸の中央にある、チャップ達が拠点としている王国。外見はファンタジーにありがちな中世風の城下町だが、現代的な設備も取り入れている。ほぼずっと快晴状態。人間の生活地域から離れた郊外にはモンスターも多い。
キングオイスターシティ
ビネガーの城(通称ビネガーパレス)がある都会。ビネガーが太陽光をせしめて工場の利益を上げるために太陽光発電をしていることに加え、工場から排出される排気ガスなどにより、常に夜と同様の暗さとなっている。都会ならではの危険を伴うため、犯罪の温床スポットであり、モンスターも若干いる。ビネガーパレスと統合し、街の中心地にビネガーエンタープライズというビネガーが創られた大規模化大企業がそびえ立ち、テレビショッピングや魔物を用いたマーケティングで莫大な利益を得ている。街の周囲には魔障壁の結界が張り巡らされており、大陸横断鉄道に乗らないと入れない。運賃は2千万ギラン。
ホイップソン
チャップとヴィンサントの故郷。優しい村人たちと平和で囲まれたのどかな自然あふれた田舎村であり、チャップとマスタードファミリーが住んでいた村だったが、リゾート地の建設を計画していたビネガーが村民たちを強制的に立ち退きさせようとし、村人たちが拒否した結果、ビネガーやその部下が村を焼き尽くし、抗った村人たちを虐殺して全滅させた。チャップや村人たちを「生ゴミ」と蔑むように、当時からビネガーはこのスタイルをとっていたことも示唆されている。唯一生き残ったのは、記憶喪失となるも母ドラゴンに救い出されたチャップと、抗った村人と共に戦いビネガーに殺されたドラゴン部隊の戦友たちに取り残されたヴィンサントのみだった。
ホイップソン出身の村人全員の正体は、伝説のドラゴンの祖先の血を引いたその伝統を守る人間で、ドラゴンとの調和ができることが大陸内では周知されている。
ヒーローマート
大陸シェアNo.1のコンビニ。レアな武器や防具、雑貨品が当たる「一発くじ」がある。
ヨツコシデパート
ヘビーテンプラー神殿
雷雲が轟いてたちこもるギリシャ神殿のようなダンジョンで、メデューサ以外、モンスターは誰もいない。フレンチトースターから向かうには砂漠を越えて通り抜けるしかない。ダンジョンの主のボス、メデューサの目にある紫色の宝石パープルアイを巡って、挑戦者はメデューサに挑み石化された犠牲者が相次いだが、その裏では魔物に対抗できるとする武器を売るビジネスを行うビネガーらの策略があった。だが、パープルアイを欲しがるメローラのわがままを呑んだフレンチトースター王からメデューサのクエスト依頼に挑戦し、難航したチャップ一行がやっとの思いでメデューサの弱点を握り、倒してクエスト攻略を成功する。
セイレーンの園
フレンチトースターの近くの森の奥に過去の傷を背負ったセイレーン姉妹が棲んでいる。少なくともセイレーン姉妹以外のモンスターはいる。
死霊山脈マカロマウンテン
山全体が雪に覆われているダンジョン。モンスターもわずかに潜んでいる。炎をまとったフェニックスが場所とは不釣り合いに住み処にしている。
岩塊坑道ロストビーフ
秘宝寺院トリュフール
天空主塔サイダーラグーン
ドラゴン少林寺
デミグラスキャッスル

  1. ^ なお当初はスマートフォンiOSAndroid)版も配信予定であったが未発売となっている。
  2. ^ a b 本品のNFC規格は「LEVEL5 Touch」と呼ばれ、旧3DSなどNFC非対応の場合は別売の専用リーダ/ライターの使用を推奨されている。
  3. ^ ただしこれはペペロン本人がチャップに助けられたと思っているだけであり、実際は立ち向かって無力化されたチャップの姿を見て激昂し、襲いかかった仲間を撃退している。そのためチャップも覚えていないがペペロンはチャップが助けてくれたと記憶していた。
  4. ^ フェニックスの幻夢は、対象となる人物の記憶をもとに、映像を生み出して見せている。それに対してデアファルコンのタイムワープは過去に転移するものであるため、干渉が可能となってしまう。
  5. ^ 「坊ちゃん」と呼ばれる主人に仕えるオオカミ男・フランケン・ヴァンパイアという組み合わせから、ゴブさんに「どこかで聞いたような話」とツッコまれている。
  6. ^ 妖ベックス連合軍GEMSUPER☆GiRLSLinQからの選抜ユニット)によるカバーがシングル「ハロ・クリダンス」に収録。
  7. ^ 9月3日はスペシャル(テレビ東京8月31日放送分)を放送したため、実質的な本編の放送開始は9月10日である。





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