スウェーデン水陸両用軍団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/13 16:14 UTC 版)
概要
前身は中世の要塞駐留部隊にまで遡ることができるが、直接的には沿岸砲兵隊(Kustartilleriet)が2000年7月1日に改編されたものである。改編当初は5個水陸両用戦連隊が編制されていたが、4個連隊が順次廃止され、1個連隊の編成となっている。
主力の第1水陸両用戦連隊は1個大隊規模で、軽歩兵部隊の沿岸猟兵中隊、臨検を行う哨戒中隊、沿岸監視部隊の偵察中隊、高速揚陸艇を装備する高速機動襲撃艇中隊で構成され、沿岸部への強襲や水路警戒を任務とする[1]。
部隊編成
- 第1水陸両用戦連隊
- 第1大隊
- 大隊本部
- 沿岸猟兵中隊
- 哨戒中隊
- 偵察中隊
- 高速機動襲撃艇中隊
- 武器整備中隊
- 通信中隊
- 衛生隊
- 救急車小隊
- 補給隊
- 第1大隊
主要装備
- ピラーニャ装輪偵察車
- ボフォース Ak 5小銃
- FN Ksp 90軽機関銃
- バレット AG90対物狙撃銃
- カールグスタフ 84mm無反動砲
- Rb 55対戦車ミサイル
- RBS 17地対艦ミサイル
- RBS 70携帯式地対空ミサイル
- GIRAFFE沿岸監視レーダー
- CB90級高速襲撃艇
参考資料
- 荒木雅也「各国の海兵隊〈4〉」『PANZER』第548号、アルゴノート社、2014年1月、52-57頁。
外部リンク
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