シートン動物記 (テレビ紙芝居) シートン動物記 (テレビ紙芝居)の概要

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シートン動物記 (テレビ紙芝居)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 09:51 UTC 版)

シートン動物記 > シートン動物記 (テレビ紙芝居)
シートン動物記
アニメ
原作 アーネスト・トンプソン・シートン
脚本 布施博一
製作 日本テレビ東京テレビ動画
放送局 日本テレビ系列
放送期間 1970年1月19日 - 1971年3月30日
話数 全370話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

シートン動物記』は、アーネスト・トンプソン・シートンシートン動物記を原作とする東京テレビ動画制作のテレビ紙芝居である。1970年1月19日から1971年3月30日まで[注釈 1]日本テレビ系列で放送。全370話[1]

概要

日本テレビ系列で帯番組として放送された、通学前の小学生を対象とする[2]劇画構成のテレビ紙芝居[注釈 2]。止め絵を多用した低予算で制約の多い作品であったといわれる。 富野喜幸が絵コンテの多くを手がけており[3]、後に富野は演出家にとっての考証の大切さを知った重要な作品であると語っている[4]

後に日本テレビ系で放送されたテレビアニメ版『シートン動物記』は、本作のプロデューサーである武井英彦が参加しているほか、本作に出演した中田浩二がシートンを演じているなど、一部のスタッフ・キャストが共通している。

ストーリー

声の出演

スタッフ

各話リスト

放送日 放送回 話数 サブタイトル
1970年
01月19日 - 02月07日
1 - 18 1 狼王ロボ
02月09日 - 02月21日 19 - 30 2 伝書鳩アルノ―
02月23日 - 03月07日 31 - 42 3 ちびっこうさぎの大冒険
03月09日 - 03月28日 43 - 60 4 峰の王者クラッグ
03月30日 61 5 荒野のムスタング
03月31日 - 04月23日 62 - 82 (不明) (不明)
04月24日 - 04月25日 83 - 84 (不明) 灰色リスの冒険
04月27日 - 05月19日 85 - 104 (不明) (不明)
05月20日 - 05月23日 105 - 108 (不明) 名犬ビンゴ
05月25日 - 06月02日 109 - 116 (不明) (不明)
06月03日 117 (不明) イノシシちび助の冒険
06月04日 - 09月16日 118 - 207 (不明) (不明)
09月17日 - 09月21日 208 - 211 (不明) 愛犬ハンク
09月22日 - 10月16日 212 - 233 (不明) (不明)
10月17日 234 (不明) 灰色グマ・ワープ
10月19日 - 10月20日 235 - 236 (不明) いたずら猿ジニー
10月21日 - 11月18日 237 - 261 (不明) (不明)
11月19日 262 (不明) 子グマのジョニー
11月20日 - 1971年03月30日 263 - 372 (不明) (不明)

放送局

キー局

本放送

  • 1970年1月19日~同年3月28日:月~土 08:20 - 08:25[6][7]
  • 1970年3月30日~同年3月30日:月~土 08:00 - 08:05[6][7]

再放送

  • 1970年3月31日~1971年12月31日:月~土 08:00 - 08:05[6][7]
  • 1972年1月4日~同年7月1日:月~土 08:15 - 08:20[6][7]

ネット局

ほか

映像ソフト化

本作は一度も映像ソフト化されたことが無く、本作と『ドラえもん』(第1作)以外の日本放送映画→東京テレビ動画→日本テレビ動画の全テレビ作品のオープニングが収録された『マニア愛蔵版 懐かし〜いTVアニメテーマソングコレクション』(LD・VHS)にも本作は収録されていなかった。

また、『富野由悠季全仕事』で富野由悠季のフィルモグラフィーを作成した原口正宏によると、本作は「映像も文字資料もまったく手がかりがなかった」という。なお、本作の第3話『ちびっこうさぎの大冒険』の絵コンテは同資料に掲載されている。[5]

脚注

  1. ^ a b c d e f 日本テレビ50年史編集室(編集)『テレビ夢50年 データ編DVD-ROM 全放送番組一覧』2004年。 
  2. ^ 『「COM」1969年12月号』虫プロ商事。 
  3. ^ a b 富野由悠季『富野由悠季全仕事―1964-1999 武井英彦インタビュー』キネマ旬報社、1999年。 
  4. ^ a b 富野喜幸『だから僕は…―「ガンダム」への道』徳間書店、1981年、216頁。 
  5. ^ a b c 富野由悠季『富野由悠季全仕事―1964-1999』キネマ旬報社、1999年。 
  6. ^ a b c d 『放送学研究(日本のテレビ編成)別冊3 朝の時間帯』日本放送協会・総合放送文化研究所、1984年、P.32、P.38頁。 
  7. ^ a b c d 読売新聞 縮刷版読売新聞社、1970年1月19日 - 1972年7月1日のラジオ・テレビ欄。 

注釈

  1. ^ その後も1971年3月31日から1972年7月1日まで同時間帯にて再放送。
  2. ^ 当時の「COM」では極端なリミテッドアニメーション、あるいは「スチールアニメ」と表現。同時期TBS深夜で放送された『ゴルゴ13』や、フジテレビ朝に放送された『みんなよっといで』(『伊賀の影丸』など)が該当する。
日本テレビ 平日8:20 - 8:25枠
前番組 番組名 次番組
シートン動物記
(1970年1月19日 - 3月27日)
アッちゃん(再)
8:20 - 8:50
【10分繰り上げて継続】
日本テレビ 土曜8:20 - 8:25枠
ゼンちゃんツーちゃん
※月 - 土
シートン動物記
(1970年1月 - 3月28日)
心のともしび
※8:20 - 8:35
日本テレビ 月 - 土8:00 - 8:05枠
木馬座アワー
※8:00 - 8:20
シートン動物記
(1970年3月30日 - 1971年12月31日)
おはよう!こどもショー
※7:15 - 8:10
【10分拡大して継続】
日本テレビ 月 - 土8:15 - 8:20枠
シートン動物記
(1972年1月4日 - 7月1日)



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