キン肉マンの技一覧 キン肉マンの技一覧の概要

キン肉マンの技一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 02:41 UTC 版)

技は大きく、「打撃技」「投げ技」「激突技」「関節技・固め技」「返し技」「光線・ビーム系の技」「防御技」「連続技」「武器・凶器などを使用した技」「特殊技」「その他」に分類する。また、複数人で放つ技は「タッグコンビネーション」に含める。

技は『キン肉マン』世界での物理法則にしたがい、現実での物理法則が当てはまらない。また、バスター系の技(およびその返し技)はキン肉バスターの項にも記述されている。

打撃技

阿修羅魚雷(アシュラぎょらい)
アシュラマンの技。ロープの反動を利用して、回転しながら相手に突進する技。「黄金のマスク編」でキン肉マンに対して使用。
ウィング・カッター
ザ・ホークマンの技。保護色によって自分の姿を消した後、羽根だけを出現させ羽根を刃物に変化させ相手を切り裂く技。「キン肉星王位争奪編」でキン肉マンに対して使用。
ウッド・カッター・ハンド
ジェロニモの技。ジ・オメガマン戦で使用。右手の掌にパワーを集めて繰り出す強力なチョップ攻撃。作中では、その名の通りにタムタムの木を切り倒して、オメガマンを下敷きにするが、5人の亡霊超人に守られたオメガマンには通じなかった。
ウルフマン張り手(ウルフマンはりて)
ウルフマンの技。鋼のように鍛えられた筋肉から繰り出される張り手。ただし、作中で使用したのはウルフマンのパワーで蘇ったキン肉マン。
エルボー
ビューティー・ローデス(アニメではビューティー・ロローデス)の得意技。
火事場のメガトン・パンチ(かじばのメガトン・パンチ)
キン肉マンの技。悪魔将軍戦で、ダイヤモンドボディを傷つけるのに使用した。
空手殺法(からてさっぽう)
ジャンヌ・スティムボードの得意技。空手技を連続で繰り出す。
キン骨ヘッドバット(キンこつヘッドバット)
キン骨マンの技で、敵の腹部に向かって頭から飛び込む。ゲームオリジナルの技。
キン肉地雷(キンにくじらい)
キン肉マンの必殺技。飛んできた相手の下に入り込み、両手を振り上げて吹っ飛ばす技。黄金のマスク編で、アシュラマンに対して使用。
喧嘩ボンバー(クォーラルボンバー)
ネプチューンマン(喧嘩男)の必殺技。「夢の超人タッグ編」の2000万パワーズ戦で、モンゴルマン(ラーメンマン)に対して初使用。鍛え上げた左腕から繰り出される強烈なラリアット。キン肉星王位争奪編では正体を隠し、ザ・サムライと名乗っていたため、「居合斬りボンバー」の名で使用している。
バッファロー・ハンマー
バッファローマンの必殺技。「7人の悪魔超人編」でキン肉マンに対して初使用。腕に装着したバッファローサポーター部分を相手の喉元にぶつける強烈なラリアット。
マンモス・ラリアート(ラリアット)
マンモスマンの技。「キン肉星王位争奪編」の強力チーム戦でキャノン・ボーラーに対して使用。右腕から繰り出すラリアート(ラリアット)。『キン肉マンII世』の「究極の超人タッグ編」では、左腕でネプチューンマン(喧嘩男)の得意技・ 喧嘩ボンバーと同等の威力の強烈なラリアットをタッグ技クロス・ボンバー時に繰り出していた。
キャノン・ラリアット
キャノン・ボーラーの必殺技。「キン肉星王位争奪編」の知性チーム戦でマンモスマンに対して初使用。右腕から繰り出される強烈なラリアット。
スターリーナイト・タックル
スペシャルマンの技。ゲームオリジナル。
スパイラル・ブレット
ザ・ホークマンの技。自分の体を羽根で包み込み、回転しながら相手に突進する技。「キン肉星王位争奪編」でキン肉マンに対して使用。
超人ロケット(ちょうじんロケット)
ロビンマスクの技で第20回超人オリンピック決勝の対キン肉マン戦で初使用。人間ロケットと同じ技だが、ロビンマスクが超人であるため実況者が言いなおしている。ゲームでは人間ロケットと区別され、威力も高く設定されている。
テキサス・コンドルキック
テリーマン(=2代目キン肉マングレート)の技。コンドルのように飛び上がり、相手の頭を両足ではさみ、両膝で顔面に攻撃する。
テキサス・ストレート
テリーマンの技で、左のストレートパンチ。打つ前に左手を回す癖があるため、スキが大きい。名前はゲーム版で判明。
テリーパンチ
テリーマンの開発した技。ただし、作中で初めて使用したのはテリーの腕を奪ったアシュラマン。
ナックル・パート
相手に連続でパンチを浴びせる。テリーマンが使用。
肉弾エルボードロップ(にくだんエルボードロップ)
キン肉マンがブラックホール戦で使用。超高度からのエルボードロップ
肉弾急降下爆撃(にくだんきゅうこうかばくげき)
悪魔将軍の技。ポストから飛び上がって相手に向かって頭から激突する。黄金のマスク編で、キン肉マンに対して使用。
ネイル・クラッシュ
ザ・ホークマンの技。普通のドロップキックに見せかけて、足から爪が生えてきて切り裂く技。「キン肉星王位争奪編」でキン肉マンに対して使用。
ノーズ・フェンシング
マンモスマンの技。鼻をとがらせ、フェンシングのように相手を突き刺す技。「キン肉星王位争奪編」でレオパルドンに対して初使用し、その一撃で葬り去った。
ハリケーン・ミキサー
バッファローマンの必殺技。「七人の悪魔超人編」の冒頭でウォーズマンに対して初使用。頭部のロングホーンの強度を生かしたタックルで相手を吹き飛ばす。強烈な回転を加えて吹き飛ばすため、相手は受身も取れずに頭からキャンバスへと叩きつけられる。何度もこれをくりかえすハリケーン・ミキサー死のコースや威力を100倍に上げたスペシャルハリケーン・ミキサーと呼ばれる応用技も存在する。バッファローマンは、この技を放つ際に左足で地面を三回蹴るクセがある。ロングホーン一本でも使用可能。
ハンブルグの黒い霧(ハンブルグのくろいきり)
ブロッケンJr.の技。「キン肉星王位争奪編」の残虐チームvs知性チームの6人タッグマッチにおいてキン肉マンスーパー・フェニックスに対して使用。相手の頭部に倒立した体勢から、その顔面目掛け両脚で蹴りを放つ。
ビッグ・タスク
マンモスマンの大きな牙で相手を貫く技。またはマンモスマンの牙そのものを指す。マンモスマンの意志とは関係なく(自身の意思で引っ込めることは可能)、相手の吐く息や汗、血に反応し自動的に追尾する。他にビッグ・タスクは枝分かれしたり、回転しドリルのようになる「ビッグ・タスク・ドリル」がある。
フットボール・タックル
スペシャルマンの得意技。原作では使用されていない。ゲーム『キン肉マン ジェネレーションズ』では、セコンドアクションとして使用可能。カナディアンマンも使用可能である。
武道爆裂キック(ぶどうばくれつキック)
ネプチューン・キングことビッグ・ザ・武道の技。武道の巨体から繰り出される、強烈なとび蹴り。
フライング魚雷(フライングぎょらい)
スカイマンの必殺技で、「第20回超人オリンピック編」の対テリーマン戦で使用。高く飛び上がり、そのまま頭から相手に激突する。後のアメリカ遠征編でテリーマンが、「キン肉星王位争奪編」では「ミートキッズ魚雷」としてミートが使用した。
フライングパンチ
キン肉マンの必殺技。「48の殺人技」の一つ。ブラックホール戦でキン肉マンが放とうとしたが、不発に終わる。
フライング・レッグラリアート
ラーメンマン(モンゴルマン)の必殺技。空中で放つレッグ・ラリアート。
ベルリンの赤い雨(ベルリンのあかいあめ)
ブロッケンJr.の必殺技。「宇宙野武士編」で初使用。高速で手刀を放ち、相手の身体を切り裂く。ブロッケンJr.の代名詞ともいえる技である。切り裂かれた相手から血が噴出す様を赤い雨に例えた。ブロッケンマンも、この技を得意としていたとのこと。また、「ベルリンの赤い雨」はブロッケンJr.の異名にもなっている。
マーシャルアーツキック
初代キン肉マングレート(=プリンス・カメハメ)の得意技。相手に背を向けジャンプ、空中で半回転し、そのままキックを浴びせる。後に、2代目グレートであるテリーマンも使えるようになった。
ルービックキューブ張り手(ルービックキューブはりて)
ウルフマン(アニメではリキシマン)の必殺技。「第21回超人オリンピック編」のキューブマン戦で初使用。得意の張り手で殴られた相手の顔面は赤(血豆)、青(青タン)、黄色()などの色で腫れ上がる。
レッグ・ラリアート
ラーメンマン(モンゴルマン)の技。「七人の悪魔超人編」のブロッケンJr.対ミスター・カーメン戦において、ブロッケンJr.を助ける際に初使用。相手の喉もと目掛け、脚で放たれるラリアート。
偽マッスル・リベンジャー(にせマッスルリベンジャー)
キン肉マンマリポーサの必殺技で、マリポーサ版 マッスル・リベンジャーとも言われる。空中から頭突きを繰り返しながら相手をキャンバス深く突き刺していく。壁画に描かれていた「キン肉族3大奥義」の図から編み出されたが、マリポーサは掛け手と受け手を間違えて解釈しており、別物の技になっていた。「キン肉星王位争奪編」での対ロビンマスク戦で使用。マリポーサの俊敏でバランス感覚に優れた能力により、可能になる技である。アノアロの杖による炎をまとっての“偽マッスル・リベンジャー”もあるが、ロビンマスクに破られている。スーパーファミコン用ゲーム『キン肉マン DIRTY CHALLANGER』では、キン肉マンビッグボディの必殺技として使われており、マリポーサは代わりにアステカドロップを使用している。
ジャンククラッシュ
ジャンクマンの必殺技。両手に装備されたトゲで攻撃する。「黄金のマスク編」でロビンマスク戦で使用。ゲーム『キン肉マンマッスルグランプリ』では、ダブルフェイスと組み合わせたバージョンや連続でジャンククラッシュを放ち、ロビンマスクの鎧を破壊した動作を再現した血の池地獄などの超必殺技がある。

投げ技

アイアンクロー投げ(アイアンクローなげ)
ゴッド・フォン・エリックの得意技。アイアンクローの状態から、相手を放り投げる。
合掌捻り(がっしょうひねり)
ウルフマンの必殺技。「超人オリンピック ザ・ビッグファイト」対キューブマン戦で、読み切りでブラック・シップ戦で使用。相手の顔面を両手で捕まえ、捻り投げる。なお、現在の大相撲でこの技を使った場合の決まり手徳利投げとなる(徳利投げは、2000年末の改正で追加された決まり手)。
宇宙旅行(うちゅうりょこう)
「48の殺人技」のNo.1。成功すれば相手を冥王星まで投げ飛ばす(作中では月に当たるなどして未遂)荒業ながら、48種の中では最も簡単とされる。
キン肉マンと彼の技を盗んだピークア・ブーが使用。
ダブルレッグ・スープレックス
ネプチューンマンの必殺技。「夢の超人タッグ編」対超人師弟コンビのウォーズマンに対して初使用。ハンマースルーでロープに飛ばし、戻ってきた相手の背中をチョッキの針で突き刺して動きを封じた後、両足を抱えて後方に投げ飛ばす大技である。破壊力は凄まじく衝撃でウォーズマンが失明したほどである。『キン肉マン』においては最強の個人技、『キン肉マンII世』では、ネプチューンマンの単独最強技といわれる。
ゲーム版では、ハンマースルーの部分を喧嘩ボンバーにしたバリエーション喧嘩ボンバー〜ダブルレッグ・スープレックスもある。
超人十字架落とし(ちょうじんじゅうじかおとし)
バッファローマンの必殺技。「キン肉星王位争奪編」残虐チームvs知性チームの6人タッグマッチにおいてマンモスマンとの戦いで使用した。相手の両腕を掴んで動きを封じ、自分の身体ごと後ろに投げる荒技。マンモスマンが目の前に迫って来るという窮地から過去の風で吹き飛んだ十字架が心臓めがけて飛んで来たことと重ねその場で会得。技が決まった時、相手がその十字架のようになることから名づけられた。『II世』では、時系列では「王位争奪編」の前となる「究極の超人タッグ編」においても使用した
バック・フィリップ
プリンス・カメハメの必殺技で「トリプル・ビーフ・ケーキ」のラスト。「アメリカ遠征編」対キン肉マン戦で初使用。キン肉マンを僅か7秒でフォール負けに追い込んだ技である。相手を抱えて、自らの体ごと後方に投げる。キン肉マンがカメハメに弟子入りし、強豪超人へと進化するきっかけとなった技だが、同時に彼の心にトラウマとして刻まれてしまった技でもある。
実在する技でもあり、マンモスマンとサタンクロスも使用した。現在も「サモアンドロップ」の名前でハワイ出身のレスラーが好んで使う。
バッファロー雪岩落とし(バッファローせつがんおとし)
バッファローマンがビッグ・ザ・武道に対して使用した雪崩式のフロントスープレックス
キャプチュード
「52の関節技」の一つだが、ミートが「あらゆる投げ技のエキスをミックスし絶対脱出不可能にするため、改良に改良を重ねた究極の投げ技(スープレックス)」と言っている。別名捕獲投げ(ほかくなげ)。前田日明などが使用した実在の技。
「キン肉星王位争奪編」決勝の6人タッグマッチでスーパー・フェニックスに対して使用。
キラウエア落とし
48の殺人技の一つ。一見すると普通のバックドロップだが、プリンス・カメハメはこの技に対戦相手への敬意や、洗練された技術や雅やかな所作を加えることで至高のバックドロップへと進化させている。オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで、キン肉マンが超神マグニフィセントに対して使用した。

  1. ^ ただし、使用した3人は全て500万パワー以下である。
  2. ^ アニメでは、キン肉カッターから発射している。
  3. ^ 『キン肉マン 290 クイズブック』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2019年11月29日、106頁。ISBN 978-4088821580 
  4. ^ 『キン肉マン「技」』学研、2022年9月27日、257頁。ISBN 978-4054067899 





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