カーボベルデ・エスクード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:06 UTC 版)
紙幣
植民地時代の紙幣
紙幣はカーボベルデ・レアル時代の1865年より発行されている。1914年よりカーボベルデ・エスクードが導入され、4、5、10、20、50の各エスクード紙幣が発行されたが、1921年には新たな1、5、10、20、50、100の各エスクード紙幣に取って代わられた。1945年には500エスクード紙幣も導入されたが、後に1、5、10エスクード紙幣は硬貨に置き換えられている。
独立後に発行された紙幣
硬貨と同様、紙幣も1977年に改められ、100、500、1000エスクード紙幣が発行されたが、1989年には新たな100、200、500、1000、2500の各エスクード紙幣に取って代わられた。
現行の紙幣
現行の紙幣は1992年に導入された。100、2500エスクード紙幣は1989年のものがそのまま用いられるが、200、500、1000エスクード紙幣は改められ、1999年には新たに2000エスクード紙幣が導入された。この2000エスクード紙幣は従来の横長のものから縦長のものへとデザインが変更されており、以後のカーボベルデ・エスクードはデザインが改められる度に、横長の紙幣から縦長の紙幣へと置き換えられている。
2009年現在、横長の紙幣は100、2500エスクード、縦長の紙幣は200、500、1000、2000エスクードとなっている。
脚注
参考文献
- Krause, Chester L. and Clifford Mishler (1991). Standard Catalog of World Coins: 1801–1991 (18th ed. ed.). Krause Publications. ISBN 0873411501.
- Pick, Albert (1994). Standard Catalog of World Paper Money: General Issues. Colin R. Bruce II and Neil Shafer (editors) (7th ed.). Krause Publications. ISBN 0-87341-207-9.
関連項目
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