エイサー
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構成
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エイサーは、地域の集落単位で若者を中心として一団(青年会)を結成して行なわれる。
太鼓エイサー
太鼓エイサーは現在では全県的に盛んであるが、特に沖縄市や勝連半島など中頭郡のものが有名である。伝統的なスタイルに比べてマスゲーム的な要素が強いため、人数が多い方が見栄えがすることが多い[8]。一つの集団が数十人から時には100人を超えることもある。
- 旗頭(はたがしら)
- エイサーの先頭に立ち、その地域の名を記した高さ3~4mの旗を持つ。エイサーオーラセーに際しては、自らの一団を誇示するためにことさらに高く旗を掲げたり、相手の旗とぶつけ合ったりする。
- 太鼓打ち(たいこうち(テークウチ))
- エイサーで太鼓を持って踊るのは基本的に男性である。盆踊りで櫓に置かれるような直径50cmほどの大太鼓(ウフデークー)、鼓のような形をした直径30cmほどの締太鼓(シメデークー)、片面だけに皮を張った直径20cmほどのパーランクーの3種がある。地域によってはパーランクーのみ、大太鼓と締太鼓のみといった構成のこともある。太鼓踊りは頭巾(マンサージ)を被って、一団で統一された打掛、羽織等を着る。下半身は白ズボンに黒白ストライプの脚絆を付けたりニッカボッカーをまとい、足袋を履いている。
- また、勝連半島の一部では白い下着の上に黒っぽい着物を着て裾をからげる、遊行僧のような格好がみられる[9]。
- 手踊り(ておどり(ティモーイ、テーモーヤー))
- 男性が太鼓を持って踊るのに対し、女性は何も持たずに踊る。が、地域によっては四つ竹(ヨツダケ、ユチダキ)や手拭(ティサジ)、扇など、道具を使って踊る所もある。男性は太鼓打ちと同様、女性は袖をまくった絣を着ることが多い。
- 地謡(じうたい(ジカタ、ジウテー))
- 一団の先頭又は最後尾で三線を弾き、唄う。主に青年会のOBや地域の名人・老人であったりする。通常2-6人が地謡を務める。かつては一団とともに歩くのが一般的であったが、現在では軽トラックの荷台等でマイクの前で演奏するのが普通である。
- 京太郎、三郎(チョンダラー、サナジャー、サンダー、サンラー)
- 京太郎は元々は日本本土から渡来した念仏の芸であったが、古くからエイサーの中の重要な要素であった。これを務める男性は顔面を白く塗り、勇壮な太鼓打ち、優美な手踊りの脇で道化役を演じる。また時には隊列の整理役なども担う。
エイサーと同じ種類の言葉
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