アンベール城 アンベール城の概要

アンベール城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 22:09 UTC 版)

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アンベール城(世界遺産)
周囲をジャイガル城砦の城壁が取り囲む。右端がアンベール城
ジャイガル城砦から見たアンベール城
象タクシー

アンベール城英語: Amber Fort ヒンディー語: आमेर क़िला)は、インドラージャスターン州ジャイプルの郊外の北東11kmの城郭都市アンベールにある宮殿。宮殿後ろの山上にジャイガル城砦あり、隠れた通路でつながっている。 ヒンディー語では「アーメール(Amer)」と発音するので、アンベール(Amber)という発音は間違いである。

歴史

アンベールは、ラージプートのカチワーハー家の王国・アンベール王国の首都であった。ムガル帝国の第3代君主アクバル1世は、1562年にアンベール王の娘と結婚してアンベール王国と同盟したのを皮切りに、アンベールをはじめとするラージプートの王侯を次々に連合して傘下に加えていった。

1592年から、もともと城砦があった所にラージャマーン・シングによる大規模な築城が始められた。

1727年、アンベール王ジャイ・シング2世はアンベールから自らの名を冠したジャイプルへと遷都するまで、改築が続けられた。

かつては城主などに限られていたが、現在は観光客が象に乗って城のある丘まで登ることができる。

世界遺産

2013年、「ラージャスターンの丘陵城塞群」として世界文化遺産に登録。

アンベール宮殿と宮殿と山上のジャイガル城
ジャレブチョーク(中庭)

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