アントニー・アシュリー=クーパー (初代シャフツベリ伯爵) 出典

アントニー・アシュリー=クーパー (初代シャフツベリ伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 14:54 UTC 版)

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本記事はおもにHarris, Tim. "Cooper, Anthony Ashley, first earl of Shaftesbury", Oxford Dictionary of National Biography, vol.13, pp.199-217, 2004 を参考にした。その他の出典は以下の通り。

関連作品

公職
先代
クレランドン伯爵
財務府長官
1661年 - 1672年
次代
ジョン・ダンクーム
先代
オーランド・ブリッジマン
大法官
1672年 - 1673年
次代
ノッティンガム伯爵
先代
商務庁長官
1672年 - 1676年
次代
ブリッジウォーター伯爵
先代
枢密院議長
1679年
次代
ラドナー伯爵
名誉職
先代
不明
ドーセット州統監
1667年 - 1674年
次代
ポーレット男爵
イングランドの爵位
先代
新設
シャフツベリ伯爵
1672年 - 1683年
次代
アントニー・アシュリー=クーパー

  1. ^ 投票権をもつための条件も、地方ごとにまちまちで統一されていなかった。救貧税を納めていることが条件の州もあれば、市民権取得を要件にしていた都市もあった。概して都市選挙区のほうが州選挙区よりも有権者数が多く、州選挙区は地元の名望家の一存でほぼ決まり、競争選挙は都市選挙区で行われることが多かった。さらに、人的つながりや議席確保などの理由から、何のゆかりもない選挙区から立候補することも少なくなかった。こうした選挙事情については、18世紀の事例ではあるが後掲、青木、1997に詳しい。
  2. ^ 当時は召集のたびに選挙があった。選挙とはいっても、有権者数が100人を超える選挙区はまれで、地域の名望家の支持によって当落が決まったばかりでなく、そもそも競争選挙(割当議席数以上の候補者が立つこと)が圧倒的に少なかった。
  3. ^ 以降、歴史書等の慣例にならってアシュリー→シャフツベリと改めて記述する。
  4. ^ この時出版されたパンフレットはシャフツベリ著になっていたが、これが真実彼の手によるものか、あるいはジョン・ロックというゴーストライターによるものか確たる証拠はない。今の所、2人の共同作業ではないかとの見方が優勢である。Harris, p210.
  5. ^ もっとも、シャフツベリが当時のいわゆる「ホイッグ」的勢力をすべて傘下におさめていたわけではなかった。「ホイッグ」同士で論争や意見の対立は珍しいことではなく、シャフツベリとはまったく関係なく動く「ホイッグ」組織もすくなからず存在した。Harris, p212.
  6. ^ チャールズ2世が賢君として評価されるむきがあるのは、この時議会のコントロールを適正に行ったので1641年短期議会のような危機にいたらなかった、という説明のしかたによる。これに対する反論はミラーからのもので、チャールズ2世自身が「もし議会が予算をもっと認め、国王大権に制限をかけようとしてこないなら、排除法案に乗ってもいい」と側近に打ち明けていたことを重視するものである。とはいえこの見方は少数派で、もっとも有名なフレイザーによる伝記は、議会操作能力が優れていたためであるとの路線を踏襲している。Miller, p94., Fraser, pp.517-524.
  7. ^ シャフツベリは死に際して莫大な借金を残したが、その多くはこうした軍事行動のための借金ではないかと考えられている。
  8. ^ Harris, p216.





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