アナル・カント 歌詞

アナル・カント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 00:47 UTC 版)

歌詞

アナル・カントの歌詞はミソジニーホモフォビアナチズム反ユダヤ主義レイシズムシャーデンフロイデといった共通テーマの下に、人気ミュージシャンや著名人に対する誹謗中傷・挑発する内容が殆どを占めている。同じ音楽シーンで活動しているグラインドコア、ハードコア・パンクデスメタルバンドやそのメンバーを名指しで罵倒したものもあり、トラブルに発展したこともある。特に、元カンニバル・コープス、現シックス・フィート・アンダークリス・バーンズとの確執は有名。セスによると、バンドを立ち上げた直後はおふざけとしていたが、「I like it when you die」のアルバムが出た直後のインタビューで歌詞についてふざけていないと言っている。歌詞はブラック・ジョークを意識して書かれたものになっている。過激な歌詞に対する批判は多く、ライブ中にその内容に反発した観客との間で殴り合いの喧嘩が起きたことも少なくなかったようである。

フロントマンのセス・パットナムについて

セス・エドワード・パットナムは、1968年にマサチューセッツ州ニュートンで生まれた。その破滅的で暴力的なパフォーマンスとは裏腹に、セス本人はファンや仲間からは知的で、繊細で、母親を大切にしている心優しい人物だと慕われていた。1998年、2008年と2度結婚している。セスは自分をコメディアンと見なしており、音楽をユーモアの捌け口と考えていた。[2] セスはカトリック学校を卒業しているが、学校での教育は、彼のシニカルな人格形成に大きな影響を与えたと語っている。ミドルスクールでは飛び級進学しており、クラスメートには勉強を教えていたなど学業は優秀だったが、無気力・無関心で、物静かな学生だったと言われている。また、当時のカトリック校の修道女による体罰を激しく非難している。高校卒業後はカトリック教を脱会し、大学には進学しなかった。[3]

クリス・バーンズとの確執

1996年、Six Feet Underのショーの最中、セスがヤジを飛ばしたため、ショーの終わりにボーカルのクリス・バーンズがセスのシャツの胸倉を掴んだ。怒ったセスは、クリスに一対一の決闘を挑み、警備員に外へ放り出された後、ツアーバスの外でずっと待っていたが、クリスは出てこなかったという。それ以降セスは、クリス・バーンズを恨んでおり、のちにこの事件の報復として、"Chris Barnes Is a Pussy"という曲をリリースした。(「It Just Gets Worse」, 1999)[4]

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最終メンバー

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