アジアーゴ 社会

アジアーゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 03:52 UTC 版)

社会

言語

アジアーゴでは、19世紀半ばまでドイツ語系の言語であるチンブロ語が話されていた。

特産品

アジアーゴ・チーズの産地である。熱を少し加えたグラーナ・タイプのチーズで、ペコリーノに似て平らで丸く、重さは一つ9kgほどである。原産地名称保護制度 (DOP) による名称保護を受けており、アジアーゴで規定に従って生産されたチーズだけが「アジアーゴ・チーズ」という名称を使用できる。

文化・観光・施設

第一次世界大戦の激戦地

市街近くの丘には軍人墓苑 (it:Sacrario militare di Asiagoがあり、記念碑(納骨堂)や博物館が建てられている。この記念碑は、パスビオイタリア語版モンテ・グラッパトネッツァ・デル・チモーネの戦争記念碑と同様に、ヴィチェンツァ県のシンボルとなっている。

軍人墓地 (it:Cimiteri di guerra dell'Altopiano dei Sette Comuniには各国の戦没者が埋葬されている。

アジアーゴの戦いに従軍したエミリオ・ルッス(のちに小説家・政治家となる)は、『戦場の一年』でこの戦闘を描いている。アーネスト・ヘミングウェイも当地で戦った一人である。

天文台

アジアーゴには天文台が2つある。

パドヴァ大学が所有するアジアーゴ天文台 (it:Osservatorio astrofisico di Asiagoと、イタリア国立天文学研究所(INAF) (it:Istituto nazionale di astrofisicaのアジアーゴ・チーマ・エカール天文台 (it:Stazione osservativa di Asiago Cima Ekarである。

1999年から、パドヴァ大学天文学部とドイツ航空宇宙センター(DLR)の共同プロジェクトとして、アジアーゴ・チーマ・エカール天文台の望遠鏡を用いて地球近傍天体を観測するアジアーゴDLR小惑星サーベイが行われた。

アジアーゴ天文台

スポーツ

アイスホッケーのクラブチーム HC Asiagoインラインホッケーのクラブチーム Asiago Vipers が本拠を置く。




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