アオギリとは? わかりやすく解説

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アオギリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 06:02 UTC 版)

アオギリ(青桐[5]・梧桐[5]学名: Firmiana simplex)は、アオイ科[注 1]アオギリ属落葉高木。別名ではケナシアオギリ[1]ともよばれる。和名の由来は、キリ科キリ(桐)が「白桐」とよぶのに対して、幹肌が青緑色で大きな葉がつく様子がキリに似ることから名付けられている[6][7][8]。中国名の梧桐(ごとう)も日本ではよく知られている[8]。公園樹、街路樹に利用される。


注釈

  1. ^ 最新の植物分類体系であるAPG体系ではアオイ科(Malvaceae)に分類されるが、古いクロンキスト体系新エングラー体系ではアオギリ科(Sterculiaceae)に分類されていた[1]

出典

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Firmiana simplex (L.) W.F.Wight アオギリ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Firmiana platanifolia (L.f.) Schott et Endl. f. tomentosa (Thunb.) H.Hara アオギリ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月2日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Firmiana simplex (L.) W.F.Wight var. glabra Hatus. アオギリ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Firmiana platanifolia (L.f.) Schott et Endl. アオギリ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 100.
  6. ^ a b c d e f g 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 142.
  7. ^ a b c 辻井達一 2006, p. 127.
  8. ^ a b c d e f g h i j k 田中潔 2011, p. 132.
  9. ^ a b c d e f g h i j k 馬場篤 1996, p. 9.
  10. ^ a b c d e 菱山忠三郎 1997, p. 124.
  11. ^ a b c d 林将之 2008, p. 64.
  12. ^ a b c d e 亀田龍吉 2014, p. 60.
  13. ^ a b c d 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2012, p. 117.
  14. ^ 菱山忠三郎 1997, p. 125.
  15. ^ 埤雅』 巻14・釈木・桐https://archive.org/stream/06050594.cn#page/n54/mode/2up。"旧説、梧桐以知日月正閏。生十二葉、一辺有六葉。従下敷一葉為一月。有閏則生十三葉。視葉小者、則知閏何月。不生、則九州異君。"。 
  16. ^ 詩経』大雅・巻阿に「鳳凰鳴矣、于彼高岡。梧桐生矣、于彼朝陽。」とある。また『荘子』秋水篇に鳳凰は梧桐の木にしかとまらないと言う。
  17. ^ 太平御覧』 巻579・琴下http://ctext.org/library.pl?if=gb&file=80608&page=40。"『琴書』曰昔者至人伏羲氏王天下也(中略)削桐為琴。"。 


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