それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 14:02 UTC 版)
スタッフ
- 製作 - 加藤俊三
- 原作 - やなせたかし「ゆうきのはながひらくとき」(フレーベル館刊)
- 企画 - 戸谷仁
- プロデューサー - 山崎喜一郎、山下洋、柳内一彦
- アシスタントプロデューサー - 水沼健二
- 脚本 - 米村正二
- 主題歌 - やなせたかし、三木たかし
- 音楽 - いずみたく、近藤浩章
- キャラクターデザイン・作画監督 - 前田実
- 美術 - 横山幸博、池上みどり
- 色彩設定 - 原田幸子
- 撮影 - 金井弘
- 音響監督 - 山田悦司[注釈 1]、山田智明
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 音響効果 - 糸川幸良
- 編集 - 鶴渕允寿
- 助監督 - 日巻裕二
- 監督 - 篠原俊哉
- 原画 - 大道博政、相馬満、平山智、川越淳、阿部司、小泉昇、八木元喜、桑野佳子、南静子、小野沢雅子、土肥真子、野田直道、工藤正明、百瀬恵美子、今川よしみ、古宇田文男、藤田宗克、鶴田仁美、定井秀樹、千葉ゆみ、藤井文乃、奥山憲史、武藤照美、筱雅律
- ストーリーボード - 篠原俊哉、日巻裕二
- 文芸担当 - 小野田博之
- 制作担当 - 大野雅義
- アニメーション制作 - 東京ムービー
- 協力 - 読売新聞社
- 製作 - アンパンマン製作委員会(日本テレビ、バップ、キョクイチ東京ムービー、フレーベル館、やなせスタジオ)
楽曲
- オープニング『アンパンマンのマーチ』
- エンディング『勇気りんりん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
- オープニングでは一旦演奏がとまる(OPで一旦演奏を停止する例は他に「ロールとローラ うきぐも城のひみつ」がある)。ED映像はダイジェストの枠内で後日談となっている。
- テーマ曲『勇気の花がひらくとき』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:チープ広石、歌:ドリーミング
- 本作ではアレンジバージョンが流され、アルバム版では曲の始めの歌唱はフレーベル少年合唱団が担当している。
それいけ!アンパンマン アンパンマンとたのしい仲間たち
それいけ!アンパンマン アンパンマンとたのしい仲間たち | |
---|---|
監督 | 大賀俊二 |
脚本 |
金春智子 日吉恵 |
原作 | やなせたかし |
製作総指揮 | 漆戸靖治 |
出演者 |
戸田恵子 中尾隆聖 京田尚子 小杉十郎太 |
音楽 |
いずみたく 近藤浩章 |
撮影 | 白尾仁志 |
編集 | 鶴渕和子 |
製作会社 | バップ |
配給 |
東京テアトル メディアボックス |
公開 | 1999年7月24日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | それいけ!アンパンマン アンパンマンとおかしな仲間 |
次作 | それいけ!アンパンマン やきそばパンマンとブラックサボテンマン |
『それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき』の同時上映作品。『おむすびまんと夏まつり』(おむすびまんとなつまつり)と『やきそばパンマンとバイキン西部劇』(やきそばパンマンとバイキンせいぶげき)の2本立てとなっている。
概要
2本立てのオムニバス形式で、最後の数本立て作品となっている。『やきそばパンマンとバイキン西部劇』で、やきそばパンマンが映画初出演となる。本作から2014年の『たのしくてあそび ママになったコキンちゃん!?』までの同時上映作品はバップが単独で製作している。
『焼きそばパンマンとバイキン西部劇』から『怪傑ナガネギマンとやきそばパンマン』まで3作連続で西部が舞台となる。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
- おむすびまんと夏まつり
- 脚本:金春智子、絵コンテ:奥脇雅晴
- 夏祭りの準備でおむすびまんとこむすびまんは友達のうめこちゃんと一緒にしょくぱんまん号で米や梅干を祭りの会場へ運びに向かった。ところが、山道でばいきんまんが邪魔しに現れた。果たしておむすびまん達は祭りを守れるのだろうか?
- やきそばパンマンとバイキン西部劇
- 脚本:日吉恵、絵コンテ:大原実
- 西部を愛馬のホワイトソースと旅するやきそばパンマン。ある日立ち寄った町では新しい線路と駅が完成し、町の人たちは隣町からやってくるSLマンと、彼が運んでくる新鮮な果物と野菜を待っていた。しかし、新しい線路を楽しみながら走るSLマンの前へ、列車強盗に扮したばいきんまんとドキンちゃんが果物を横取りしようと現れる。やきそばパンマンとバイキン強盗団の戦いが始まった!
登場キャラクター(キャスト)
本作のキャストクレジットは2本別々に表示され、両方登場するキャラクター(チーズ除く)は2重クレジットとなっている。
レギュラーキャラクター
- アンパンマン
- 声 - 戸田恵子
- 両作品とも出番と台詞は少なめ。『おむすびまんと夏まつり』ではかびるんるんにカビせられるも、おむすびまんの梅干しでカビが落ちた。その後、夏祭りに参加するばいきんまんとドキンちゃんを目撃する。『やきそばパンマンとバイキン西部劇』ではラストのSLマンを出迎えるシーンのみの登場で、SLマンからやきそばパンマンの活躍を、やきそばパンマンからハンバーガーキッドの手柄を聞く。
- ばいきんまん
- 声 - 中尾隆聖
- 『おむすびまんと夏まつり』ではお祭りを滅茶苦茶にしようとするもこむすびまんとうめこちゃんの活躍で敗れ去り、その後ドキンちゃんと共に夏祭りに参加していた。『やきそばパンマンとバイキン西部劇』では強盗団のリーダーをし、SLマンから果物を奪い、やきそばパンマンとハンバーガーキッドを襲うも、ドキンちゃんの裏切りによって降参し、ハンバーガーキッドによって新しい果物を夜通し引かされる羽目になった。
- ジャムおじさん
- 声 - 増岡弘
- バタコさん
- 声 - 佐久間レイ
- めいけんチーズ
- 声 - 山寺宏一
- 『おむすびまんと夏まつり』ではクレジットされなかった(珍しく同じく山寺が演じるかまめしどんが優先された)。
- ドキンちゃん
- 声 - 鶴ひろみ
- 『おむすびまんと夏まつり』では偶然しょくぱんまん号を見かけるも、しょくぱんまんの代わりにおむすびまんとこむすびまんが乗っていたことに悔しがり(気づくまではうめこちゃんに嫉妬していた)、ばいきんまんと共に夏祭りに参加する。『やきそばパンマンとバイキン西部劇』では強盗団としてSLマンを襲撃するが、川に落下しそうになった所をやきそばパンマンとハンバーガーキッドに助けられ、借りを返すためにばいきんまんを裏切る。
- かびるんるん
- 『おむすびまんと夏まつり』ではアンパンマンをカビさせるもこむすびまんの梅干しに消滅。『やきそばパンマンとバイキン西部劇』では強盗団の一員として登場。
『おむすびまんと夏まつり』の登場キャラクター
- おむすびまん
- 声 - 京田尚子
- 夏祭り用の米を届けるためにしょくぱんまんからしょくぱんまん号を借りた。
- こむすびまん
- 声 - 林原めぐみ
- 本作ではメインとなっている。ばいきんまんの襲撃に遭い足を負傷する。うめこちゃんと仲がいい。
- しょくぱんまん
- 声 - 島本須美
- 本作以後6年間同時上映作品には登場しない(エンディングで台詞なしのモブキャラとしての登場はある)。おむすびまんにしょくぱんまん号を貸した。
- うめこちゃん
- 声 - 桑島法子
- うめぼしばあやの孫娘。TVシリーズと違い、白目がない。
- うめぼしばあや
- 声 - 坂本千夏
- どんぶりまんトリオ
- 夏祭り用の丼を運ぶ途中でばいきんまんに襲われるも、丼は空だったため代わりに彼らの中身を食べられてしまった。
- てんどんまん
- 声 - 坂本千夏
- カツドンマン
- 声 - 三ツ矢雄二
- EDでは、「かつどんまん」と平仮名表記で、紹介されていた。
- かまめしどん
- 声 - 山寺宏一
- マイクマン
- 声 - 藤井恒久(日本テレビアナウンサー)
- カレーパンマン
- メロンパンナ
- ロールパンナ
- クリームパンダ
-
- デザインが通常と異なる。長編本編には未登場。
- みみせんせい
- カボちゃん(シンデレラ)
- かぼちゃのカボちゃん
- 『空とぶ絵本とガラスの靴』に登場する、魔法が解けてシンデレラに戻ったカボちゃんとは別人のカボちゃん(テレビアニメ版のかぼちゃのカボちゃん)が浴衣姿で登場した。
- たこやきまん
- たいやきくん
- 鉄火のマキちゃん
- わたあめじいさん
- おこのみやきまん
- てんそばくん
- アイスマントリオ
-
- ソフトクリームマン
- アイスキャンディーマン
- フラッペちゃん
- ドーナツマン
- ベビードーナツ
- いかめしまん
- レモンちゃん
- タイコマン
- ちくりん
- へどろまん
- 以上、夏祭りの参加者で台詞はなし。
『やきそばパンマンとバイキン西部劇』の登場キャラクター
- やきそばパンマン
- 声 - 小杉十郎太
- 劇場版への登場は初となる。
- ホワイトソース
- やきそばパンマンと同じく劇場版への登場は初となる。ピクルスと共演した際に、恋仲になっている。
- ハンバーガーキッド
- 声 - 三ツ矢雄二
- 川に流されたやきそばパンマンとドキンちゃんを助けに登場し、その後やきそばパンマンと共闘する。EDではばいきんまんに新しい果物を引かせ、本人はハーモニカを奏でていた。
- ピクルス
- SLマン
- 声 - 西村朋紘
- 西部の町へ野菜と果物を運んでいたが、ばいきんまん達強盗団の襲撃を受ける。果物はばいきんまん達に全部食べられたが、野菜は無事。
- サボテンマン
- 声 - 内田直哉
- サボテンの巨人。砂漠を守っている。SLマンを助けるためにやきそばパンマンに協力する。
- 町長
- 声 - 稲川淳二
- クマの姿の町長。本作が初登場。後にTVシリーズにも登場するが、声優は変更されている。
乗り物
- しょくぱんまん号
- おむすびまんが借りて使用していた。
- ドキンUFO
バイキンメカ
- バイキンUFO
- バイキン顔型ロボ
- 『おむすびまんと夏まつり』に登場。みんなが楽しみにしている夏祭りを邪魔するためのバイキンUFOの変形ロボット。ばいきんまん風の顔からかびるんるんを吐き出す。しょくぱんまん号を運転するおむすびまんを襲い、更に助けにきたアンパンマンの顔をカビさせるが、こむすびまんが投げた梅干しでかびるんるんが消滅し、うめこちゃんに特製の梅酢をかけられてバイキンUFOに戻り、最後はおむすびまんに成敗された。
スタッフ
- 製作 - 加藤俊三、伊藤梅男
- プロデューサー - 柳井一彦、山下洋、岡本東郎
- 原作 - やなせたかし(フレーベル館刊)
- 音楽 - いずみたく、近藤浩章
- キャラクターデザイン - 前田実
- 作画監督・設定 - 大久保修
- 原画
- 「おむすびまんと夏まつり」 - 安藤正浩、岡田正和、須田勝、佐藤なおみ
- 「やきそばパンマンとバイキン西部劇」 - 水畑健二、井上正樹、中谷マリ、仲田美歩、丸英男、浜野裕治、佐久間信計
- 美術 - 光元博行
- 色彩設定・検査 - ますだよしまさ
- 撮影 - 白尾仁志
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 音響監督 - 山田悦司[注釈 1]、山田智明
- 音響効果 - 糸川幸良
- 編集 - 鶴渕和子
- 監督 - 大賀俊二
- 制作協力 - スタジオ キャブ
- アニメーション制作 - 東京ムービー
- 協力 - 読売新聞社
- 製作 - バップ
楽曲
- エンディング『やきそばパンマン流れ旅』
- 作詞:やなせたかし、作曲・編曲:近藤浩章、歌:小杉十郎太
- 2本目の『やきそばパンマンとバイキン西部劇』からそのままエンディングに入り、罰として果物を運ばされているばいきんまんの右側にスタッフロールが流れる。
- この作品から3作連続で主題歌に起用される。
- 挿入歌『アンパンマン音頭'99』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:近藤浩章、歌:ドリーミング、戸田恵子、藤井恒久
固有名詞の分類
映画作品 |
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