落書

デジタル大辞泉

らく‐がき【落書（き）／楽書（き）】

読み方：らくがき

［名］(スル)《「らくしょ（落書）」から》書くべきでないところに文字や絵などをいたずら書きすること。また、その書いたもの。「塀に—する」

らく‐しょ【落書】

読み方：らくしょ

１ 政治・社会や人物などを批判・風刺した匿名の文書。人目に触れやすい所に落として人に拾わせたり、相手の家の門・塀に貼(は)りつけたりした。中世から近世にかけて盛行。おとしぶみ。→落首

２ 「らくがき」に同じ。

歴史民俗用語辞典

落書

読み方：ラクショ（ｒａｋｕｓｈｏ）

政治や社会に対する批判や風刺のための匿名の文書。

短編小説作品名辞典

落書

作者小原亮

収載図書赤い鳥代表作集 2 新版
出版社小峰書店
刊行年月1998.4

ウィキペディア

落書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/09/05 03:44 UTC 版)

歴史学や民俗学における落書（らくしょ、おとしがき）とは、政治風刺、政治批判、揶揄の目的で人々の目に触れる場に匿名掲示・配布される文書のこと。特に詩歌形式の落書は落首と呼ばれた。また、悪戯書きなどの意味で用いられる落書き（または楽書き）は、落書が変化したものであるが、本来のそれとは意味が異なり、明確に区別されている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

落書

出典:『Wiktionary』 (2018/04/06 05:52 UTC 版)

語源1

名詞

落 書（ラクショ、おとしがき）

1. 嘲弄又は風刺の意を含んだ匿名の多くは手紙の形式をとる文書、おとしぶみ。
2. 市中目立つ場所や権力者の屋敷の門や壁に書き捨てた文書。
   • 二条河原の落書

関連語

• 落首

参照

語義2:

• びら

語源2

名詞

落書 （らくがき）

1. 「落書き」の表記のゆれ。

Weblio日本語例文用例辞書

「落書」の例文・使い方・用例・文例

• ある学生が壁に落書きをしたことを白状した
• 落書き禁止
• 彼は黒板の落書きを消した
• その落書きを塗り消すのに2時間かかった。
• 落書きで一杯のノート
• 観光客らがそれらに落書きをします。
• 彼らはフェンスの落書きを消している。
• 私はおそらく彼が描いた落書きを見つけました。
• それは彼の落書きです。
• 彼は壁に落書きしている。
• 私たちはそれに落書きすることができる。
• 壁は落書きだらけだ。
• その壁には一面に落書きがあった。
• ここに落書きするな。
• 落書きを塗り消す.
• 塀にペンキで落書きをする.
• 塀[壁]の落書きを消す.
• 子供たちは塀一面に落書きをした.
• この黒板の落書きを消しなさい.