二条河原の落書とは? わかりやすく解説

二条河原の落書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 09:30 UTC 版)

二条河原の落書(にじょうがわらのらくしょ)とは、建武の中興で官僚として活躍した人物(太田時連?)が記録した『建武年間記(建武記)』に収録されている文である。88節に渡り、建武の中興当時の混沌とした世相を風刺した七五調の文書。専門家の間でも最高傑作と評価される落書の一つである。建武政権への批判を中心に、連歌田楽茶寄合禅宗律宗なども含め、当時生まれつつあった混沌とした風習・文化を風刺したものである。建武元年(1334年8月成立(建武2年成立を主張する研究者もいる)。




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