後産

デジタル大辞泉

あと‐ざん【後産】

読み方：あとざん

胎児が産み出されたあと、胎盤や卵膜などが排出されること。また、その排出されたもの。のちざん。こうざん。

こう‐ざん【後産】

読み方：こうざん

⇒あとざん

のち‐ざん【後産】

読み方：のちざん

「あとざん」に同じ。

生物学用語辞典

後産

同義/類義語：こうざん、あとざん
英訳・(英)同義/類義語：afterbirth, secundina

ほ乳類で胎児の分娩後に排出される臍体と胎盤。

「生物学用語辞典」の他の用語

現象や動作行為に関連する概念：

形質  形質転換  形質転換体  後産  微生物  微生物群集  心臓拍動

世界宗教用語大事典

あとざん 【後産】

→ 胞衣

妊娠・子育て用語辞典

後産 (あとざん)

分娩直後、再び軽い陣痛（子宮の収縮）がきて、医師や助産師の指示に従っていきむと胎盤が出てきます。これが「後産」。

ウィキペディア

胎盤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/16 05:28 UTC 版)

胎盤（たいばん、英: placenta）は、有胎盤類などの雌（人間の女性も含む）の妊娠時、子宮内に形成され、母体と胎児を連絡する器官である。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

後産

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 12:02 UTC 版)

名詞

後産（あとざん / こうざん / のちざん）

1. 分娩の際、胎盤、卵膜、臍帯などが胎内から排出されること。
2. 胎内から排出された胎盤、卵膜、臍帯など。
   • 産婦は後産^{（のちざん）}の始末をしてもらうと、ぐったり疲れてそのまま凋んで行きそうな鈍い目で医師や産婆の顔を眺めて不安そうに尋ねだした。（徳田秋声『足迹』）

発音^(?)

• あ↗とざん、あ↗と↘ざん
• こ↗ーざん、こ↘ーざん
• の↗ち↘ざん

類義語

• （語義2）胞衣^{（えな / ほうい / ほうえ）}、胎衣

翻訳

• （語義2）英語: afterbirth ^(en), placenta ^(en), secundina ^(en)

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「後産」の例文・使い方・用例・文例

• 分娩の後産として胞衣が娩出されること