土師器とは? わかりやすく解説

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はじ‐き【土師器】

読み方:はじき

古墳時代から平安時代にかけて用いられ素焼き土器赤褐色黄褐色で、文様がない。多く轆轤(ろくろ)・窯(かま)を用いず焼成煮炊き用・食器として用いられ5世紀以降須恵器併用土師部(はじべ)が焼いたところからの名。


土師器

読み方:ハジキ(hajiki)

古墳時代から奈良・平安時代にかけて用いられ素焼土器総称


土師器 (はじき)

縄文時代から続く素焼き土器で、古墳時代以降のものを言います。さほどかたい土器ではなく、赤い色をしています。


土師器

読み方:ハジキ(hajiki)

古墳時代奈良・平安時代赤褐色または黄褐色土器


土師器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 19:48 UTC 版)

土師器(はじき)とは、弥生土器の流れを汲み、古墳時代から奈良平安時代まで生産され、中世近世かわらけ(土師質土器)・焙烙(ほうろく)に取って代わられるまで生産された素焼き土器である。


注釈

  1. ^ 須恵器の焼成温度は1100 - 1200度であり、還元炎焼成のため灰色を呈する[3]
  2. ^ 地域性や年代を考慮して土器編年は細分されている。名称は『和名抄』や『延喜式』による。
  3. ^ 大半は粘土紐積み上げなどの方法で野焼きされた。

出典



「土師器」の続きの解説一覧

土師器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 22:03 UTC 版)

入の沢遺跡」の記事における「土師器」の解説

土師器は、調査済み建物跡のうちSI10・1317・19から多量に出土している。器種高坏、器台、鉢、壺、甕、台付甕、有孔鉢で、他に「鉢または壺」「甕または壺」とされる個体がある。形式的に古墳時代前期塩釜式に分類される

※この「土師器」の解説は、「入の沢遺跡」の解説の一部です。
「土師器」を含む「入の沢遺跡」の記事については、「入の沢遺跡」の概要を参照ください。

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