水車
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水車(すいしゃ、みずぐるま、英: water wheel)は、水のエネルギーを機械的エネルギーに変える回転機械。人類が開発した最も古い原動機と言え、古代から世界のいくつかの地域で利用されており、中世にはヨーロッパで非常に普及した。たとえばヨーロッパでは揚水、脱穀、製粉(小麦の実をひいて粉にする)など農業分野で大いに用いられ、鉱物の採掘用の機械動力にも使われた。西アジアや中国でも製粉や精米用など様々な用途に用いられた。日本でも平安時代にはすでに使われていたことが判っている。
- ^ 原田信男 『和食とはなにか 旨みの文化をさぐる』 角川ソフィア文庫 2014年 p.79.西アジアから1世紀頃の後漢に伝わるが、広く浸透するのは7世紀の唐代以降であり、水車と臼によって穀物粉を大量生産できるようになったことは料理で革新を起こしたと記す。
- ^ “大工(水車大工について)”. あつぎの匠・厚木市役所. 2018年4月1日閲覧。
- ^ 日本一の親子孫水車リニューアル 後編上田建設
- ^ 【実はこれが日本一】高さ24m!埼玉の博物館にある巨大な水車が返り咲きTABIZINE Jul 16th, 2022
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