生物学的効果比(RBE)
生物学的効果比(RBE)は、放射線の種類により生物学的影響の強さが異なることを表すための指標で、ある生物学的効果を与える線量を、同等の効果を与える基準放射線の線量で割って逆数にしたものである。RBE(Relative Biological Effectiveness)と略されて呼ばれる。また、基準放射線には通常エックス線が用いられる。 RBE =(ある効果を与える基準放射線量)/(同一効果を与える試験放射線量) RBEは種々の放射線についてその値が異なり、ほぼ線エネルギー付与(LET)に依存して上昇し、LETがおよそ100(keV/μm)でピークを示し、非常に高いLETではRBEはかえって低下する。ICRPは低線量における確率的影響のRBEにもとづいて種々な放射線に対する「放射線荷重係数」を定めている。
電離放射線の生物効果
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RBE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/09 06:27 UTC 版)
RBE
- 相対的生物学的効果比 - Relative Biological effectiveness
- Resource-based economy
- ラタナキリ空港 - カンボジア、ラタナキリ州の空港のIATA空港コード
- RBE2 - フランスのタレス社が開発したラファール戦闘機の火器管制レーダー。
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