ビー‐ツー‐シー【BtoC/B2C】
読み方:びーつーしー
《business to consumer/business to customer》企業と消費者の間で行われる電子商取引。→BtoB →BtoE →BtoG →CtoC
B2C
別名:B to C
【英】:Business to Consumer
企業が一般消費者を対象に商取引を行うビジネス形態のことである。
B2Cにおける電子商取引(EC)としては、インターネット上に商店を構えて消費者に商品を販売するオンラインショップ(電子商店)が最も一般的な形態だが、ソフトウェアや画像、音楽などのコンテンツを販売するビジネスや、オンラインゲームやオンライントレードのようにサービスを提供する事業者も登場している。
B2Cをめぐるニュービジネスは、多くのネットベンチャー企業がこぞって参入し開拓してきた新市場である。しかし結果的に利益をあげているネット企業はごく限られた企業に絞られつつある。また最近では、インターネットによる顧客接点だけでなく、インターネットと既存インフラの両面からマーケティングを考える「クリック&モルタル」の戦略を重視し成功を収める例が出てきている。インターネット(=クリック)と店舗(=モルタル)それぞれの顧客接点をうまく活用し相乗効果を上げる考え方である。
類似語:B2B(企業対企業の取引き)、C2C(一般消費者同士の取引き)
B2C
別名:B to C,Business to Consumer,Business 2 Consumer,Business to Customer,Business 2 Customer
B2Cとは、企業と一般消費者との間で取り交わされる商取引を指す語である。
B2Cの「B」は企業・事業者(Business)を指し、「C」は一般的には消費者(Consumer)を指す。「C」を顧客(Customer)の略とする見解もあるが、「顧客」は需要家を意味する語であり必ずしも一般消費者を指すとは限らない。文脈によってはB2Cの指す意味合いが異なっている可能性がある。
電子商取引(EC)におけるB2Cの典型としては、オンラインショップ(ECサイト)による商品販売を挙げることができる。現物を販売する場合だけでなく、ソフトウェアや音楽・映像などのコンテンツの配信、あるいはオンラインゲームのようなサービス提供もB2Cに含まれる。
B2Cのように商取引の形態を取引相手の種類によって区分する言い方は、他にも企業と企業との取引を指す「B2B」や、一般の消費者同士の取引を指す「C2C」、企業と提携先企業の従業員(Employee)との間で行われる取引である「B2E」、企業が政府や自治体(Government)との間で行う「B2G」、あるいは、企業から企業へ販売され(付加価値が加えられて)さらに一般消費者へ販売される「B2B2C」もある。
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