RPGツクールVX Ace
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 14:52 UTC 版)
「RPGツクールVX」の記事における「RPGツクールVX Ace」の解説
旧VXからいくつかの仕様変更、機能追加、初心者向けの制作補助・素材追加等がなされており、ツクールWebで公開中の「ちびキャラツクール」もソフトの中に導入されている。またRGSSがRGSS3にバージョンアップされている。 デフォルトシステムフォントは旧VXのUmePlus GothicからVLゴシックに変更されている。旧VXではWindows7への導入は動作保証がされていなかったが、本作では64bit版も含めて正式に対応した。旧VXの製作データは基本的には使用することができないが、有志によってコンバートスクリプトが開発されたため、ほとんどの設定項目やイベントは流用可能。グラフィックや音声素材については規格が変更されていないため、そのまま流用可能(旧VX用に作られた『ツクールシリーズ素材集 和』もそのまま使用できる)。インポート可能な形式からmidiが外されたが、BGMフォルダに直接ファイルを入れることで使用可能になる。 公式の通信販売ストア『エビテンストア』を介して購入を行うと、数量限定で『RPGツクール SUPER DANTE』と『RPGツクール2』のBGMデータをogg形式とMP3形式で収録したデータCDが特典として同梱された。CD内のBGMデータはゲーム製作の素材として使用可能。 本作のRTPは解凍前で194MBと過去最大級の容量を誇るが、要因の一つとしてBGMがそれまでのシリーズで標準であったmidiからogg形式に変更された事が大きい。 2012年3月16日に最初のアップデートである1.01が公開されたが、不具合がありその日のうちに1.01aに再度更新された。 VX・VXAce共に2013年7月1日からアップデータ(VX1.03、VXAce1.02)が公開され、認証システムが変更されて『XPValue』、『XPValue+』同様に初回認証のみで済むようになった。また、PC構成を変更したりPCを買い換えたときに連絡をする必要がなくなり、そのまま認証できるようになったが新たにメールアドレスの登録が追加、秘密の質問とプロキシサーバーの入力欄はなくなった。 上記アップデータは公開したその日のうちに不具合が見つかったため同月の末日まで一度公開が停止され、エディターそのものを新規インストールする形式で再度公開された。
※この「RPGツクールVX Ace」の解説は、「RPGツクールVX」の解説の一部です。
「RPGツクールVX Ace」を含む「RPGツクールVX」の記事については、「RPGツクールVX」の概要を参照ください。
- RPGツクールVX Aceのページへのリンク