PrincipalPermission.Intersect メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

PrincipalPermission.Intersect メソッド

現在のアクセス許可と指定したアクセス許可の積集合を表すアクセス許可を作成して返します。

名前空間: System.Security.Permissions
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function Intersect ( _
    target As IPermission _
) As IPermission

Visual Basic (使用法)

Dim instance As PrincipalPermission
Dim target As IPermission
Dim returnValue As IPermission

returnValue = instance.Intersect(target)

C#

public IPermission Intersect (
    IPermission target
)

C++

public:
virtual IPermission^ Intersect (
    IPermission^ target
) sealed

J#

public final IPermission Intersect (
    IPermission target
)

JScript

public final function Intersect (
    target : IPermission
) : IPermission

パラメータ

target

現在のアクセス許可との積集合を持つアクセス許可。これは、現在のアクセス許可と同じ型であることが必要です。

戻り値
現在のアクセス許可と指定したアクセス許可の積集合を表す新しいアクセス許可。積集合が空である場合、この新しいアクセス許可は null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

例外

例外の種類	条件
ArgumentException	target パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) ではなく、現在のアクセス許可と同じクラスのインスタンスでもありません。

解説

2 人のユーザーは積集合を持たないため、このメソッドは PrincipalPermission に対しては役立ちません。コード例を次に示します。

C#

PrincipalPermission ppBob = new PrincipalPermission("Bob",
 "Administrator");
 PrincipalPermission ppLouise = new PrincipalPermission("Louise",
 "Administrator");
 PrincipalPermission pp1 = ppBob.Intersect(ppLouise);

上記のコードは、次のコードと同じです。

C#

PrincipalPermission pp1 = new PrincipalPermission("",
 "Administrator");

ID がないため、Bob と Louise の両方を同時に表すことはできません。実際、空の文字列 ("") と等価の名前の認証されていないプリンシパルが、管理者ロールで機能することを許可されている場合に限り、pp1.Demand() は成功します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
PrincipalPermission クラス
PrincipalPermission メンバ
System.Security.Permissions 名前空間