principal
「principal」とは、主な・主要な・先頭に立つ等を意味する表現である。
「principal」とは・「principal」の意味
「principal」とは、「主な」、「主要な」といった意味を持つ英単語である。これは形容詞として用いた場合で、名刺にすると「校長」や「学長」、「社長」といった意味になる。契約書などで「principal」が用いられる場合は、「本人」と訳される。「主に」、「大抵」を意味する「principally」という副詞もある。「principal」の発音・読み方
「principal」の発音記号は、「prínsəp(ə)l」である。「ri」は「リィ」、「sə」は「サァ」、「pə」は「パァ」と発音するため、「プリィンサァパァル」に近い発音となる。カタカナ英語では、「プリンシパル」と表記されることが多い。「principal」の語源・由来
「principal」の語源は、古期フランス語の「principal(主な)」である。ラテン語の「principalis(主な)」、「princeps(指導者)」なども由来となっており、現代英語の「principal」が使われるようになった。「principal」の覚え方
「principal」は、コアイメージから覚えるという方法がある。「principal」は、「princip」と「al」の2つのパーツから成り立っている言葉だ。「princip」は「主な・第一の」という意味を持ち、「al」は「名刺・形容詞語尾」の役割を果たすパーツである。コアイメージは「最初のもの」となっており、「第一の」、「主役」、「校長」というようにイメージを繋げることができる。「principal」と「principle」の違い
「principal」と「principle」は、綴りも発音も似ているということで、混同しやすい英単語だ。「principal」は「校長」や「社長」といった意味で使われることもあるが、主に「主要な」、「需要な」といった意味の形容詞として用いられることが多い。一方「principle」は、「原理」や「信条」などの意味を持つ名詞である。形容詞として用いられることはないため、「principal」と「principle」は品詞に大きな違いがある。「principal」と「principle」は、共に発音記号が「prínsəp(ə)l」となっているため、ネイティブでも区別が難しい単語だ。両者の違いを見極める方法として、接続語に着目するというものがある。「principal」の接続語は、形容詞や名詞を作る「al」だ。「normal(標準の)」や「radical(根本的な)」など、形容詞として用いられる英単語の多くに「al」が使われている。「al」に着目すれば、「principal」は形容詞として用いる英単語ということを判断できる。「al」が付いていない「principle」は、形容詞ではないと判断できるため、「principal」と混同することはなくなる。
「principal」の類語
「principal」の類語は、「dean」、「client」、「diapason」、「headmaster」などがある。「principal」を含む英熟語・英語表現
「school principal」とは
「school principal」とは、「学校長」、「校長先生」など、学校を管理する権限を持つ教育者を意味する言葉である。「He is the school principal of the school my son attends.(彼は息子が通っている学校の校長先生だ。)」のように用いられる。
「your principal」とは
「your principal」とは、「主な」、「主要な」といった意味を持つ表現である。「your principal products.(主力製品)」のような形で用いられることが多い。
「principal component analysis」とは
「principal component analysis」とは、「主成分分析」を意味する表現だ。「PCA」と略されることもある。
「principal investigator」とは
「principal investigator」とは、「主任研究員」、「研究室主宰者」、「研究代表者」などを意味する表現である。「He is the principal investigator of the institute.(彼はこの研究所の、主任研究員である。)」のように用いられる。
「principal」の使い方・例文
「principal」は、「主要な」、「需要な」といった意味合いで用いられることが多い英単語だ。例文としては、「Tokyo is principal city in Japan.(東京は日本の主要な都市である。)」、「He has played principal role in this project.(彼は、このプロジェクトにおいて重要な役割を果たした。)」などが挙げられる。「校長」など名詞として用いる場合は、「The principal gave a speech at the morning assembly.(朝礼で校長先生から挨拶があった。)」、「I was called into the principal's office.(私は校長室に呼び出された。)」のようになる。「principal account(主勘定)」、「principal action(主作用)」、「principal activities(主な活動)」など、他の英単語と組み合わせて用いられることも多い。2274プリンシパル
「プリンシパル」とは・「プリンシパル」の意味
「プリンシパル」とは、「主な」「最も重要な」「第1位の」という意味である。バレエの世界では「主役」、学校では「校長」、IT業界では「認証されたユーザー、サーバー」や「.NET Framework のセキュリティにおけるユーザーIDとロール」を表すほか、ビジネス業界では「CEOなどの経営トップ」や「仕事を依頼する側の人」を、金融業界では「プリンシパルインベストメント(PI)=自己資金投資」を意味する言葉だ。なお、ビジネスでは「CEOなどの経営トップ」だけでなく、パートナー(共同経営者)と同等の「経営陣の役職のひとつ」としてプリンシパルを設けている企業もあれば、プリンシパルエンジニアなどのように「職種の中の上位者」を意味する場合もある。プリンシパルが「仕事を依頼する側の人」を意味する場合、「依頼を受ける側の人」はエージェントと呼ばれる。
また、金融業界ではプリンシパルと似た単語で「プリンシプル」という言葉が使われることがあるが、原理・原則や信条という意味を持つ別の言葉であるため、混同しないよう注意が必要だ。たとえば、金融庁が公表した『金融サービス業におけるプリンシプル』は、「金融サービス業を営む事業者の原則」という意味であり、プリンシパルの持つ「最も重要」「第一位の」という意味はない。
「プリンシパル」の語源・由来
「プリンシパル」は、「最も重要な」「第1位の」「校長」などの意味を持つ、英語の「principal」に由来する。「principal」は、ラテン語の「主要な」「1位」という意味の「prīmus」から派生した、同じラテン語の「第1」「頭」 という意味の「prīncipālis」を語源とする言葉だ。「プリンシパル」の熟語・言い回し
マイプリンシパルとは
「マイプリンシパル(My Principal)」とは、2種類の意味を持つ言葉だ。1つめは、「私の第1位の人」「自分にとって最も重要な人」だと主張したいときに使う。アドベンチャーゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』から生まれた、『Target is you!』という楽曲の歌詞に由来する。歌詞の中で「My Principal」が、呼びかけとして使用される「My Princess(私の姫)」と対置する形で用いられているため、「私の第1の人」という意味の呼びかけとしても使用されるようになった。なお、『Target is you!』は、ゲーム内のキャラクターである一ノ瀬トキヤを演じる声優により、「一ノ瀬トキヤ(宮野真守)」名義でリリースされている。
2つめは、2021年10月から放送されたTVアニメ『ヴィジュアルプリズン(VISUAL PRISON)』に関連する言葉だ。作品に登場するミスト・フレーヴが歌う楽曲『My Principal』が、演じる声優によって「ミスト・フレーヴ(島崎信長)」名義(崎の正式表記はたつさき)で2022年2月23日にリリースされた。また、アニメ『ヴィジュアルプリズン』の第7話タイトルも、「My Principal」である。
プリンシパルスターとは
「プリンシパルスター」には、2つの意味がある。1つめの「プリンシパルスター」は、2013年3月4日生まれの日本のノーザンファームの競走馬だ。2015年8月9日に新潟の2歳新馬レースでデビューし、通算成績は77戦5勝、総賞金は中央と地方を合わせて3,213万8,000円である。2021年8月4日の園田競馬場でのレースが、最後の出走となった。血統は父馬がダイワメジャー、母馬がシルクプリマドンナである。
2つめは英語の「principal star(プリンシパルスター)」で、「主星」を意味し、2個以上の恒星が近距離にある連星において、明るいほうの星を言う。「主星」を意味する英単語には、ほかに「primary star」「main star」がある。
プリンシパルエンティティとは
「プリンシパルエンティティ」とは、AWS(Amazon Web Services)で使われる用語である。ID、サービスとリソースへのアクセスを安全に管理するためのIAMシステムにおいて、エンティティ (AWSアカウントのルートユーザー、IAMユーザー、またはロールユーザー)のうちで、信頼できるエンティティとして、「権限を委譲され、リクエストを送信するユーザーまたはアプリケーション」のことを、プリンシパルエンティティという。
プリンシパル
プリンシパル
プリンシパル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 06:34 UTC 版)
Principal。そのバレエ団のトップの階級にいるダンサー。通常は主役しか踊らない。バレエ団によってはファースト・ソリストということもある。
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